しましましっぽ

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「ライラの冒険 黄金の羅針盤」 2007米

2009年01月16日 | 映画
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」 2007米

監督・クリス・ワイツ
原作・フィリップ・プルマン『黄金の羅針盤』

パラレルワールドの英国オックスフォード。
その世界では人々は、それぞれの心が動物の姿で具現化したダイモンと呼ばれる守護精霊と片時も離れず行動を共にしている。
幼い頃に両親を亡くし、オックスフォード大学のジョーダン学寮に暮らす12歳の少女ライラ(ダコタ・ブルー・リチャーズ)。
ライラは叔父のアスリエル卿(ダニエル・クレイグ)が支配階級“教権”の神父に毒殺されようとしているのを目撃し、助ける。
アスリエルは “教権”がひた隠しにするダストと呼ばれる謎の粒子の秘密を解明しようとしていた。
そして、その為に北の地に旅立っていく。
ライラは学長から、叔父の持ち物だったという黄金の羅針盤を預かる。それは真実を伝えてくれる真理計。
上流社会の実力者コールター夫人(ニコール・キッドマン)がライラに近づくが、その目的が羅針盤であることを知り逃げ出す。
ライラの窮地を救ったのは流浪の部族ジプシャン。
ジプシャンは最近子どもがたくさん消えさり、その子たちを探しに北の地に行くところだった。
その中にはライラの友人ロジャーやビリーがいた。
ライラはジプシャンと行動を共にする。



原作のある冒険ファンタジー。
原作はまだ読んではいないが長編。
どのような物語か分からないので、まず映画を見た。
まさにファンタジー。
魂が動物の形になって側にいるというのは始めてかも知れないが、魔法使いの守護霊としての動物が側にいるというのはよくあるので、見た目は普通。
まさにファンタジーというのは、あちこち何かに似ているという感じはあるという事だが、それなりに楽しめた。
主人公のライラの勝気なしっかりしたところも好感が持てた。
白熊やそれぞれのダイモンの存在も面白い。
しかし、最後はやはり戦いになって終わるのだ。
今回の物語から言えば、戦いでなくてもと思うが、これも必要な要素なのか。
始めの展開から比べると最後は急にばたばたと色々なことが来てしまうの感じがする。
まだ説明されていないこともあり、魔女の存在もあの世界でどんな位置付けなのかも分からなかった。
やはり原作を読まないと。
3部作の1つ目という事だが、続編は難しいという話も。
原作を強く読みたくなった物語ではある。

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