しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「名もなき毒」 宮部みゆき  

2007年03月19日 | 読書
9月の暑い日の夕方、67歳の古屋明俊は犬を連れて散歩していた。 途中でコンビニに寄り、紙パックのウーロン茶を買う。そのウーロン茶を飲んで直ぐに苦しみ出し絶命する。 死因はウーロン茶に混入されていた青酸性の毒物だった。 マスコミは3月から首都圏で発生していた連続無差別毒殺事件、4人目の犠牲者の可能性があると報道する。 今多コンツェルンの広報室に勤める杉村三郎は、今多コンツェルンの会長、今多義親の娘婿 . . . 本文を読む
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