しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「夏の名残りの薔薇」 恩田陸  

2007年03月06日 | 読書
国立公園の一角にある古い豪華なホテル。 ロビーから2階へ通じる階段の踊り場には大きな柱時計が置かれていた。 そのホテルに1年に一度、持ち主の沢渡家の三姉妹に招かれた客人が訪れる。 三姉妹の伊茅子、丹伽子、未州子は客をお茶会でもてなす。そして3人集まると、込み入った、怪しげな作り話をする。 そんな集まりの中で事件が起こる。 恩田さんの物語は自分の中にしっくり収まるのと、収まらないのがあるが、こ . . . 本文を読む
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