しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「ロミオとロミオは永遠に」 恩田陸

2007年03月10日 | 読書
日本人だけが地球に居残り、膨大な科学物質や産業廃棄物の処理に従事する近未来。 それを指導するエリートへの近道は、「大東京学園」の卒業総代になることであった。 しかし、過酷な入学試験レースをくぐりぬけたアキラとシゲルを待ち受けていたのは、前世紀サブカルチャーの歪んだ遺物と、閉ざされた未来への絶望が支配するキャンパスだった。 やがて、学園からの脱走に命を燃やす「新宿」クラスと接触したアキラは、学園のさ . . . 本文を読む
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