しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「魔王」 伊坂幸太郎  

2005年12月28日 | 読書
「考えろ、考えろ」生きることは考察する事と信じる安藤。 ある日、自分の考えた通りに他人に言わせる事が出来る事を知る。 野党、未来党の党首・犬養がファシズムの道を進もうとしていると思った安藤は、 不安を覚え、犬養を阻止しようとして、命を落とす。 犬養には安藤と同じ様に、特別な能力を持つ支持者がいた。 安藤の弟・潤也は兄の死後、勝ちを無意識に当てる能力が備わる。 じゃんけんで負けた事はなく、競馬も当て . . . 本文を読む
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