しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「被告A」 折原一  

2005年12月17日 | 読書
東京杉並区の連続殺人は、死体の傍らに悪魔の絵柄のトランプが置かれる事から 『ジョーカー連続殺人事件』と呼ばれた。現場近くで、トランプを持っていた事で 容疑者にされた田宮亮太は取り調べの過酷さから、精神と生命の危機を感じ自供する。 被告Aとなった亮太は、裁判で冤罪を主張しつつ、自分を陥れた者への復讐を誓う。 そして、被害者の遺族の中に犯人がいると考えはじめる。 同じ頃、息子を誘拐された教育評論家の浅 . . . 本文を読む
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