僕の今が過去になる時

寄り道しながらまっすぐに。

ラブソング

2014-03-04 20:41:14 | 未分類
久しぶり(下手したら一年ぶりくらい)に
『アルトコロニーの定理』を通して聴いたら
初めて聴いたあの頃とは全然違う感想を持ちました。

当時は、ものすごい情報量の音や言葉が閉じ込められたらアルバムだなって思って、
だからその次のアルバムの『絶体絶命』は全然正反対のベクトルに振り切れた
開かれたアルバムだなって思っていたのだけど、
久しぶりに聴いた『アルトコロニー』は、とても温かいアルバムだった。
情報量は多いけど、それでも
聴いてる人をそっと抱きしめてくれるようなアルバムだなって思った。

あの頃はとんがったアルバムだと感じたけど
今日はもっとずっと柔らかくて優しく聞こえました。

おそらく、変わったのはRADWIMPSではなく、わたし。

RAD以外にもそれなりにいろんな音楽を聴くようになって
それなりにいろんなことを考えるようになって改めて今思うのは、
RADを嫌いにならなくてほんとうに良かった。
たぶん、中高生の時にRADを通る人は少なくない。
だけど、卒業していく人も少なくないんだと思う。
周囲を見ていると、そんなことを思います。

特別好きなバンド、って言っていくつか名前を挙げるけど
たぶん本当に特別なのはRADWIMPSだけなんだろう。
9mmやUNISONがこのスペースに来ることはないのだろう。

そういう出会いをした6年ほど前の自分を
抱きしめて褒めてやりたい。笑


『×と○と罪と』のツアー、参戦するまで
一週間を切ってたみたいです。
わたしの人生はたった一つのバンドに相当狂わされている。