僕の今が過去になる時

寄り道しながらまっすぐに。

呆れかえるような日々を謳う

2012-03-29 00:20:17 | 吹奏楽・ピアノ
出身高校吹奏楽部の、定期演奏会のお手伝いに行ってきました。

昨年の定期演奏会は震災の影響で中止になってしまったので、
2年ぶりの、学外での演奏会。

うちの部活は、定期演奏会が高校二年生の引退の場です。
今日引退したのは、Flパートの二人を含む、三個下の学年。
わたしが高二の時の中三です。
少し、やつらとの思い出を書こうかと思います。
身内受けなのはご勘弁を(苦笑

三個下のFlは、入部当初は4人でした。
それが一人辞め、二人辞め、三人辞めて一人残ったのが
今のパートリーダー、Kでした。
基本的に大所帯なFlパートで、学年が一人きりっていうのは珍しくて
先輩がいくら構っても、一人って寂しい思いをさせちゃってたろうな、と思い出します。

そんな代に、中三になる直前で入部してくれたのがRでした。
Fl経験者っていうのに甘えてしまい、入部早々に定演に出させたり
だいぶ困らせてしまった駄目なパーリーがわたしですorz

でも明らかに、Rが入部してからKが明るくなった。
彼女にはほんとに感謝しています。

凄くしっかりした二人組でした。
しっかりしすぎてて、抱え込んじゃってるのに気付けなくて、
中学コンクールでは二人に辛い思いをさせてしまった。
一つ下の代がものすごく上手いっていうのは、ある意味では
相当な重荷だったろうなと思います。

中三だった二人を何度も泣かせてしまった。
それは本当にわたしの力不足だったし、いまだに申し訳なくて。
それでも、立派にこうして幹部をやり遂げた。
強く大きく成長してくれたなあと、誇張ではなく
心からそう思います。

わたしにとってずっと(今も)愛すべき後輩だった二人が、
いつの間にやら、皆から慕われる先輩に成長していたことが
わたしには何よりも嬉しくて。
それって二人を見るより、一年間二人について行った後輩を見れば一目瞭然で、
変な話ですが、演奏中だからって声を殺して泣いてる後輩たちの姿が
とても嬉しかった。

今の二人には、「お疲れ様」より「ありがとう」より何より
「引退おめでとう」の言葉が似合うと思うんだ。
終演直後の二人、清々しい顔をしてた。
泣いたんだろうな、目は真っ赤だったけど、
それでも素敵な笑顔で「ありがとうございました!」って言ってくれた。
5年間吹奏楽を続けた者にしか分からないあの感覚に浸ってるんだろうな、と(笑

しばらくはフワフワした気持ちが続くだろうけど、
大好きな後輩二人の引退を見届けられて本当によかった。

次の幹部もまた、いろいろ手を焼いた、だけど大好きなやつらです!!
何を見せてくれるのか、今から凄く楽しみ。
やっぱり一番好きなバンドは出身部です、まだまだ当分目が離せない(笑