生活

とりとめもなく

ぼくと、ぼくらの夏

2010年08月14日 23時37分22秒 | Weblog
樋口有介というミステリ作家が好きで若いころよく読んでたのだが最近はご無沙汰していた。
高校生とか、もしくは20代前半くらいの若者が主人公で、だいたい季節は夏で、何か殺人事件が起きて、巻き込まれつつも飄々とペースを崩さず、解決してまたもとの日常へ戻る。みたいな話が多くて「あれまたこういう話か」「前に読んだことあるみたいな話だ」という気にもなるのだがやっぱり好きでよく読んでいた。
図書館に最新刊らしい「窓の外は向日葵の畑」があったので借りてみたのだ。

8月5日図書館に入荷で私が借りたのが6日だからきっと初の借り手のはず!!天沢聖司くんでさえまだ借りてないはず!!
表紙絵が月島っぽいのできっと知ってるとこが出てくるに違いない、楽しみだ、と思ってたらまんまとたくさん出てきた。知ってる場所が出てくると想像しやすいからさらに面白い。錦糸町がやたら出てきたし。でもわかり過ぎて、著者が「蔵前橋通り」を「言問通り」と間違えているような気がしてならない・・・
なんだかどれかと似たような、高校生の夏に起きた事件だったけど、面白かったな・・・私もう若くないけどやっぱり好きなんだなーと思った。今まで読んだことないやつ読んでみようと思った。

覚え書き(これ読んだ) 
「ぼくと、ぼくらの夏」
「風少女」
「彼女はたぶん魔法をつかう」
「11月そして12月」
「八月の舟」
「夏の口紅」
「ともだち」
「林檎の木の道」
「魔女」
「窓の外は向日葵の畑」
コメント
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