最近読んでた本
殺人事件が1件起きるけど、犯人は誰だ!動機は何だ!みたいな話ではない
「希望の糸」東野圭吾

殺人事件が1件起きるけど、犯人は誰だ!動機は何だ!みたいな話ではない
東野圭吾さんの小説にたまにある出生の秘密にフォーカスした、なんというか遺伝子とか受精卵とか脳科学そういう系のあるじゃないですか。「カッコウの卵は誰のもの」とか「ラプラスの魔女」とか「変身」とか「分身」とか、そんなような…
で、これは大雑把に分類すると加賀恭一郎シリーズだけど従弟の松宮が活躍する話で、それにつけてもこの従兄弟たちをとりまく家族はなんやかんやあるなあ!
加賀の母のなんやかんやが「祈りの幕が下りる時」で明かされたが、今回は松宮母子のなんやかんやだ。加賀恭一郎が登場した時、最初から決めてたのかな。それとも後から考えたのかな。まあいいか。
犯人はだれだー!みたいな面白さは無かったけど、話は面白かった。
次はガリレオシリーズのを読む予定