生活

とりとめもなく

ぼくのエリ

2012年05月30日 23時24分30秒 | Weblog
今日は久しぶりに夜に映画を観に行った。
京橋のフィルムセンターでやってる「EUフィルムデーズ2012」というやつで、今日の夜の部は「ぼくのエリ 200歳の少女」です。1本500円で観られるから毎日ご老人で混雑してるというイメージなんだけど(何年か前に古尾谷雅人の追悼の「ヒポクラテスたち」を観に行ったときにそんな気がした)でも今日は夜の部だしすいてるだろうと思ったのだが、30分くらい前に行ったにも関わらず行列ができてたので慌てて並んで観てきました。
これはスウェーデンの映画で、これをリメイクしたのが先週観た「モールス」なのです。ハリウッドでリメイクするくらいの作品てのはどんなもんだろーと思って観たのですが・・・
EUフィルムデーズの説明によると「いじめられっ子の孤独な少年が、隣りに引っ越してきた不思議な少女と初めての恋に落ち、彼女が吸血鬼であるという現実を戸惑いながら受け入れていく。スウェーデンのスティーブン・キングことヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー小説を作家自身が脚色した異色ラブストーリー」ということでまあ「モールス」のほうはすでに2回観てるし同じ内容なのですが、スウェーデン版のほうが素朴な感じがした。主人公のオスカーが可愛いんだけど、吸血少女のエリを演じているリーナ・レアンデションという女の子が、まだ少女なのに老成したみたいな顔してて(そりゃ美少女なんだけど)なんか説得力あるなあ~と思った。
なんか映像がきれいだな。
オスカー可愛いな。
しばらくしたらまた観たいな。

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目黒シネマ

2012年05月29日 20時36分53秒 | Weblog
今日はお休みだったので目黒シネマという、目黒の駅前の名画座に行ってみました。
ずっと行ってみたかったんだけど今日が初めて。今かかってるのはどちらも園子温監督の「恋の罪」と「ヒミズ」です。基本的には二本立てで一般1500円なので早稲田松竹よりちょっと高い。
恋の罪」は、90年代に渋谷の神泉の駅の近くで起きた「東電OL殺人事件」を、直接ではないがモチーフとしていて、なんか変なエロくて怖い映画だったが面白かった。へんてこな感じも含めて面白かった。エロいのグロいの好きな人にはおすすめです。
ヒミズ」は文句なしに面白かったなあ~
主演の染谷将太と二階堂ふみちゃんがヴェネツィア国際映画祭で新人賞とかいうのをとったらしいのです。とるわな~
若い頃に観てたら私もっと大変なことになってたろうなあという気がする。
震災後の石巻でも撮影をしてたよ。
渡辺哲が良いよ・・・あと久しぶりに窪塚洋介が良かったよ・・・
ジャガーに乗るでんでんが観られるよ。でんでんファンのかたは絶対観たほうがいいね。「クライマーズハイ」か「ヒミズ」かというくらいでんでんが良いよ。
やってられないくらいの暗い話かと思ってたんだけどなんかもうものすごい希望の話だった。

帰りに途中下車して品川のエキュートにある「ちいさなバームツリー」てゆー店でバームツリー(アメリカンドッグみたいな形のバームクーヘン)買ったんだけど、小さいくせに300円くらいするわりには普通のバウムだった。あんなに高いんだからもっと度肝を抜くうまさを期待してたのに。あの小ささであの値段では「まあまあだな」さえ許されないと私は思うのだが。
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嵐赤ちゃん

2012年05月28日 21時50分03秒 | Weblog
今日は仕事が昼までだったので午後はおまめの家に遊びにいった。
むーちゃんに会いたい一心で行ったのにお昼寝中でなかなか起きず、グラタンを食べてテレビを観たりしてたら起きてきた。むーちゃんは起きてたまごボーロを食べて、最近お気に入りだという野菜ジュースをぐびぐび飲んでパックの最後のほうがなかなか飲みきれずさかさまにしたりして私に盛大にジュースを浴びせたりしていた。
今日までユニクロの創業祭をやってて安いんだよと言ったらおまめが興味を示したのでコルトンのユニクロに行きましょうということになり、雨を警戒しつつも対策グッズを持って出かけることになった。コルトンプラザまでは普段は片道15分というところ。でもむーちゃんと雨の気配という負荷がどうなるか。
出かけてすぐポツリポツリと降り出して、行こか戻ろか一瞬迷ったが行くと決めたユニクロ好き姉妹。近くのマンションの軒下を借りておまめがレインポンチョを着たりしてたが、ベビーカーにビニールカバーをかけた瞬間そのビニールカバーにおびえてむーがギャン泣きし始めたので(ほんとうに何もわからない赤ちゃん時代に使って以来久々の登場だったらしい)しかたなくおまめが抱っこひもでむーを抱き私が空のベビーカーを押してコルトンへ行くことに・・・
しかし本当に嵐のような嘘みたいな強い雨と風でしばらく軒下から動けなかった。
弱まったところで決死の覚悟で飛び出して、しかしコルトンについたころに雨がやんだのだった・・・
むーはあのギャン泣きがなかったかのようにごきげんである。
ユニクロで買い物してる間につんくんが帰ってきて車で迎えに来てくれたので私は駅まで送ってもらい帰ることになったのだが、お昼寝や雨の珍道中であまりむーちゃんと遊べずなんとなく消化不良であった。
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ホルモン激戦区

2012年05月26日 23時22分46秒 | Weblog
今日は仕事のあと葛西でキョーコさんとしずたろうと待ち合わせ。ホルモンを食べるのである。
しかしキョーコさんが執拗にスカイツリーを見たがっていて、見えそうなとこに行きたかったのだが結局そういう場所が見つかんなくて時間を持て余し「ちょっとら」という店に行った。
ワンドリンクと適当なつまみで30分過ごして出る。本当に時間つぶしのために入った。でもおいしかった。ホルモン串とかハラミ串とかちょっとずつたべた。
そして次に本命の「ホルモンバー東京」というお店へ・・・
ここは期待以上だったのではないかと。
 ホルモンたち(うまい)
 一本まるちょう(うまい)
 レバ刺し(うまい)
なんかさー
「ご存知のとおりレバ刺しは6月いっぱいで食べられなくなってしまいますので」と言われて、ええっ、ご存知じゃないです!と思ったんですが、ユッケに続きレバ刺しも規制されてしまうんだね~
それにともないレバたたきという商品が出るらしくそれを一人一切れずつくれたんだけど(写真手前のやつ)おいしかったよ。でもレバ刺しのほうがいいなあ~
さんざん焼いて食べてしかも最後にモツ鍋まで食べちゃった。
おいしかったー
全部おいしかったー
突然レバ刺しとの別れを宣告されてしまったが・・・
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犬坊里美

2012年05月24日 21時09分15秒 | Weblog
龍臥亭がらみの小説2編を読んで、今度はその龍臥亭のひとり娘の里美が主人公の小説を読んでみた。

島田荘司「犬坊里美の冒険」
なんかね・・・ド田舎にいながらも美しくて今どきの女子高生って感じの子だった里美が、司法試験にパスして弁護士事務所に研修に行き、そこでややこしい事件と出会ってそれを担当するっていうお話だったんだけど、石岡くんはちょっとだけ、ほんのちょっとだけ出てくるんだけど御手洗くんはまったく出てこない。
これは犬坊里美が主人公の新シリーズなのである!!
そしてなんだかドタバタしていながらも面白い。御手洗くんのようなスーパーマンのような探偵役ではなく、自分にまったく自信がない若い女の子が泣きながら一生懸命がんばってるんだよね~いじらしい~
でもなんとなく、かなり始めのほうで事件の構図がわかっちゃうんだよね・・・ヒントが多すぎてね~
そして最後は「え!ここで終わるの!?」というとこで終わるのだ。ちょっと変な感じがした。でもこれは犬坊里美の恋みたいなものとか成長とかを楽しむ話なのかもしれないなあと思って、まあいいやとする。
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HOLLYWOOD MEETS SWEDEN

2012年05月22日 19時16分58秒 | Weblog
今日はお休みをとって、おスーとロマンスカーで小旅行というはずだったのだがおスーが風邪&悪天候なので中止になってしまった。
そういうわけでひとり高田馬場の早稲田松竹で映画を観ることにしました。今かかってるのは「ドラゴン・タトゥーの女」と「モールス」です。どっちも観たことあるやつなんだけど、なんでまたわざわざ劇場まで行くのか・・・劇場で観たいからだよ・・・
どちらも、もともとはスウェーデン映画としてヒットしたものをハリウッドでリメイクしたものです。
「ドラゴン・タトゥーの女」は今年の2月に観たやつ。やっぱり何度観ても面白いなあ・・・先に観たのがスウェーデン版なのでそっちのほうが好きだが、リスベットの可愛らしさはアメリカ版のルーニー・マーラのほうが勝る。シャイで不器用な感じがたまらん・・・もちろんスウェーデン版のノオミ・ラパスも素敵です。
「モールス」は去年の8月に観たやつ。「ぼくのエリ 200歳の少女」というスウェーデン映画のリメイクです。ブレイク必至(というかもうすでに売れっ子なのだろうか、ジョニデ様の「ダークシャドウ」にも出てるし)のクロエ・グレース・モレッツちゃんが謎のアビーという少女を演じており、アパートのお隣の男の子と恋に堕ちるという純愛スリラーです。せつないお話です。「ぼくのエリ」も機会があったら観たいな。

帰りにしまむらでレインブーツ購入。安かったけどかなり気に入っておる。そろそろ梅雨だしさ・・・
それにしても今日の雨は、やまないね~
スカイツリー開業の日なのに一日中雨だった。
もやってるー
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明日開業

2012年05月21日 22時18分58秒 | Weblog
なんか店長がスカイツリーアイス買ってくれた。
明日開業だけど私お休みもらっちゃった。たまたまですが。
錦糸町も混むのかなあ・・・
パン屋は関係ないと思うけど・・・
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まちだ

2012年05月15日 22時31分03秒 | Weblog
今しずたろうが香港から帰って来てるので会うことになった。町田で待ち合わせだ。いつも東京方面に出てきてもらって悪いからさ・・・つっても町田も東京都町田市なんだが・・・
でもどうやらしずたろうも町田久しぶりだったらしくていまひとつよくわからないので早々に喫茶店に入って、3時間半くらい話していた。ジョルナとかいうファッションビルの近くにある、チーズケーキとピタパンの店「カフェ グレ」

ここ良いよ~
古典喫茶なのに禁煙だし。クラシックかけてるからスピーカーが傷まないようにかな?
チーズケーキおいしかったし。
何をいったいそんなに話すことがあったのだろう・・・あったのだよ。
そして夕飯はお約束のハンバーグだ。
しずたろうと言ったらハンバーグ、ハンバーグと言ったらしずたろうだ。
横浜線に乗ってみたかったけど、諸事情により行きも帰りも新宿経由小田急だ。
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水元公園

2012年05月13日 19時09分05秒 | Weblog
今日はお休みで、両親がむーちゃんに会いに行くというので私もついてった。
いい天気なので葛飾区は水元公園に行ってきました。都立公園だからスタンプもあるしね~
けっこういいところだというのは知ってたんだけど、思ってたよりもずいぶん広くてびっくりした。
私と両親と、おまめとむーちゃんでブラブラ歩く。むーちゃんは広いところで思いっきり歩けるというので大はしゃぎして、ベビーカーなんかに見向きもせずタッタカタッタカ半ば走るように歩いてゆく・・・
小合溜(こあいだめ)という池に沿って遊歩道があるので、気ままに走り回るむーちゃんが散歩中の人々や犬に突進していかないようにディフェンスしたり池に落ちないようにブロックしたりして大人チームは4人もいるのに大忙しだった。
案の定途中で疲れたむーが寝てしまったのでその間にジジババが見ていて、私とおまめはスタンプがある場所に行くことにしたのだが、サービスセンターで公園のスタンプを押したはよいがもうひとつ「かわせみの里」という園内の施設にあるものを押しに行ったらそれがけっこう遠くて片道30分くらいかかっちゃった。疲れた。

まるで東京とは思えない・・・(葛飾だが)

バッキンガム宮殿も近くにこんな眺めがあったな(このちょっと先は埼玉県三郷市)
誉田哲也の「ストロベリーナイト」という小説でこの小合溜に死体遺棄してるという設定だった。
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龍臥亭

2012年05月11日 17時23分09秒 | Weblog
最近また島田荘司先生の本を続けて読んでますよ。
2001年の秋に読んだのだが、それをまた引っ張り出してきて読んだこれ↓

島田荘司「龍臥亭事件」(上下)
とにかくじゃんじゃん人が死ぬ。この頃になるともう御手洗くんは出てこずに、石岡くんがどうにかこうにか頑張って事件を解決すると言うスタイルになっている。あの天才的な御手洗くんと違って、自分はダメ人間だと思っている石岡くんが、龍臥亭の、素朴で正直で魅力的な人々のために文字通り命をかけてそれを守ろうとするけなげさに胸をうたれるし、ストーリー云々よりも登場人物を通して語られる人間の本質的な部分にうなずかされることが多い。島田荘司先生はこういうことを考えてるんだなーと思って面白い。
この本が書かれたころはまたインターネットや携帯電話が広く一般に普及してなかったのでノルウェーのオスロにいる御手洗に指示を仰ぐ際なんかは分厚い事件の報告をエアメールで送ったり国際電報で返事がきたり、ほんのちょっと前のことのようでいて(実際の話、前回(11年前)読んだときはあまり違和感を感じなかった)随分と現実世界は進歩したなあと思った。
この事件は都井睦雄事件(横溝先生の「八つ墓村」のモチーフにもなった「津山三十人殺し」ともいう)がフィーチャーされていて、これにも私は興味があるのでいろいろ読んでみたいなあと思っています。まだ八つ墓村でさえも読んだことないけどねー。
なぜまた龍臥亭事件を読んだのかといえば、これを読みたかったから↓

島田荘司「龍臥亭幻想」(上下)
前回の「龍臥亭事件」ではじゃんじゃん人が死んでしまったが、そこで生き残った人たちが同窓会のように8年ぶりにつどって、そしたらまた大事件が起きちゃうっていう話です。伝説のお殿様の鎧に入れられた死体がリビングデデッドのように人を殺すという、かなりアクロバティックなオチで、ああ島田先生もこういうのアリにしちゃうんだなあ、どんな不思議な話でも、ちゃんと納得できるように解決してきたのに・・・と思ってたら、ちゃんと種明かしがされたので安心しました。
これも、8年前に生死を共にした人たちが持つ連帯感みたいなものと、それぞれの人物の魅力が面白くてぐいぐい読めた。あれから8年もたつと携帯電話が一般化している。
今回も御手洗くんは出てこなくて石岡くんががんばるんだけど、解決ということにはならない。でも、めでたしめでたし。
次に読むのはもう決めている。龍臥亭のひとり娘・犬坊里美が主人公のやつ。
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