今日は京都の北野天満宮に梅を観に行って来ました。
バス停を降りて、楼門をくぐります。15mはゆうにあるでしょう。立派な楼門です。
楼門には、両側に道真公の右大臣・左大臣像が安置されていますが、左側の柱には、
有名な御歌、『東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな』が掲げてあり、
梅の季節を感じさせてくれます。
入ってすぐ右側には、赤目の牛が堂々と迎えてくれますが、ここの白梅はまだまだ蕾でした。
でもここから拝殿の方ではなく真っ直ぐ北に向かうと、東門(重要文化財指定)があるのですが、
その前にある紅梅は(↓)ほぼ満開近くになっていて、いい匂いをさせていました。
その後、本殿の裏を通り『ロウバイ』の元へ。
3本ある中の2本は、もう盛りを過ぎていましたが、向かって左の1本はまだ蕾もあり、
甘い匂いを漂わせてくれていました。
梅園にも600円を払って入園してみましたが、まだまだ蕾の樹が多く、残念でした。
全体的には、『0.5分咲き』ってところでしょうか。
その中で少しだけ咲いていた紅梅です。
今回は梅が目当てだったので、後になってしまいましたが、
重要文化財の指定を受けている三光門と呼ばれる中門を通って、
国宝の社殿に向かいました。充分ご縁があるようにお賽銭を15円に奮発してしまいましたが、
学問の神様だから、縁はそんなに望めないかもしれませんね。
でも、何があるかわかりませんからね…。 「神様!」
天満宮を後にして、バス停前のあわ餅屋さんで粟餅をお土産にして四条まで戻りました。
黒い漉し餡の中にも粟餅が入っています。甘さ控えめでとても美味しく戴きました。
四条まで戻って、いつものように『志る幸』で利休弁当を食べて、大満足して外に出ると
とうとう大粒の雪が降り出してしまいました。
八坂さんから清水さんへ歩こうかと思ったりしましたが、あまりの寒さに早々に帰ることに。
嵐山や比叡山の方向を見ると雪雲が垂れ込めて、真っ暗になっていました。
かなり雪が降っていたのではないでしょうか?
今日は、本当に寒かったですね。
明日もかなり寒くなるようです。風邪など引かれませんように、ご自愛下さい。