植物園の楽しい木

今日の写真は『イチゴノキ』。　英語の名前も『ストロベリーツリー』です。

名前を聞いただけでは想像が出来ないですが、
実物を見ても「苺と云われてもなぁ…」って感じでしょうか。
ぱっと見は『ヤマモモ』ですが、イボイボの外見が毒を持っているように思えます。
ネットで調べると「毒なし」となっていました。
でもよく考えると、植物園で注意書きなしに生っている実は大抵は「毒なし」ですよね。
ちょこっと味見すれば良かったなぁ。
一緒に行った同僚は、さっさと中を割って食べていました。
中は黄色くてドロッして、金時芋を美味しく焼いた時の中身のような感じです。



花は紅花と白花があって、馬酔木のような花です。
この花が咲き終わってからもちろん実が生るわけですが、
この木の変わっているところは、花が咲いている木で、同時に実も生っているところです！
ん！？



こんな感じで、花と実が一緒に見られます！
こっちの写真の花は白花ですが、花の向こうに赤い実が見えますよね。
植物園には赤、白両方の木が何本か植えてあったのですが、
白花の木にだけ実が生っていました。
で、どうして同時に見られるのかと云うと、
花が終わって１年かかって実が生るかららしいです。
夏頃に緑色の実が生って、それが黄色みを帯びて来て、赤に変わり、赤黒くなって
生食が出来るようになるらしいです！

でも何とも可愛くて楽しい花と実でした。