季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

富士山五合目まで行って来た。①

2021年08月31日 | 富士山の植物

 

8月も今日で終わり、時間の経過がとても早く感じます。・・・歳かな?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年の夏は雨が多く、富士山の絶好の登山日和が少なかったように思います。

ようやく天気も安定して来て28日に富士山の五合目(富士宮口)まで行って来ました。

五合目で来訪者のカウントをしている方に聞くと午前10時で1000カウントだそうです。

今期一番の人出、山頂まで何人行くか分かりませんが相当数の方が訪問したようです。・・その中の一人が自分ですけど

 

環境の厳しさを感じます。曲がりくねったダケカンバ

 

冬場の雪の重さ、風の強さを想像させられます。

 


 

宝永山の赤い壁、下の緑色の植物はオンタデ、・・・秋には紅葉します。

 


 

第二火口の縁から下を覗いて見ました。・・・急に霧が立ち込める。

 

 


 

第一火口を宝永山方面に行く登山者たち・・・この方達は少し前に落石があったのを知らない!

この斜面の前方、明るい所で大きな岩石が落ちて来た。ご婦人が急いで避けザックの上を岩石が飛び越えた。

大事に至らなく良かった。(避ける様子を実際に見た訳ではないですが土煙を上げる岩石は見ています)

その様子をスマホの動画で撮った凄い方もいた。・・・落石談義をしている時に見せて頂きました。

 

 


 

横断する登山道から見上げた傾斜地、大岩が今にも落ちるかと何時もビクビクの場所

写真では傾斜の角度が解りずらいけど・・

 


 

最盛期を過ぎたコタヌキランだろうか???・・・このような植物が至る所に・・・

第一火口低は標高2,420m

 


 

コケモモ(苔桃)・・・ツツジ科

富士宮口の五合目のコケモモの果実は少なく思いました。・・熟すまであと少し

 


 

タイツリオウギ(鯛釣黄耆)の豆果・・・マメ科

豆果が鯛に見えるのかな?

 


 

ヤマホタルブクロ(山蛍袋)・・・キキョウ科

ここは標高2400m以上、厳しい環境のせいか草丈10cmくらいなのに、この花の数

 


 

イワオウギ(岩黄耆)・・・マメ科

 


 

イワアカバナ?(岩赤花)・・・アカバナ科

2400m付近に咲いていましたが草丈が小さかったです。約10cm位でしたでしょうか?

柱頭は丸かったと思います。

 


 

岩に貼り付いていた苔

 


 

ウラハグサ(裏葉草)  フウチソウ(風知草)・・・イネ科

とても沢山生えています。    

 


 

ウラジロハナヒリノキ(裏白鼻嚏木)・・・ツツジ科

葉の裏が少し白っぽかったですね。

 

 


オオナンバンギセル・・他

2021年08月28日 | 風景・山野草

 

 

オオナンバンギセル(大南蛮煙管)・・・ハマウツボ科

ここではスゲの仲間に寄生しています。イネ科だったら良いのかな?この植物も年々減って来ている気がします。

以前は地元の山、竜爪山にたくさん住んでいましたが今ではすっかり影が薄くなりました。

自分の知っている所では、ここが1番になりました。

蕾もあったけど最盛期を過ぎているかなと?

 

 


 

梅の木に着生していたカヤラン(榧蘭)・・・ラン科

目の少し上くらいだから花が咲けば撮り易いかも?

 

 


 

イヌセンボンタケ?(犬千本茸)・・・ヒトヨタケ科

うじゃうじゃ生えていました。良く見れば可愛いですね。

 

 


 

キノコの仲間

 

 


 

キノコの仲間

 


 

ムカゴイラクサ(珠芽刺草)・・・イラクサ科

ムカゴが付いています。

 

 


 

渓谷(谷川)・・風があると涼しくて気持ちが良かったです。

 

 


 

大きく丈夫な吊り橋

 

 


 

ギンバイソウ(銀梅草)の葉を確認、・・葉の先が二つに割れているので解りやすいです。

今年は花が咲いたのかな?ここでは良い花を撮っていません。

 

 


 

安倍の大滝(落差80m)雨が多かったせいか水量が多く感じました。

暫くの間、一人独占でした。

 

 


 

オオケダテ(大毛蓼) 別名オオベニタデ(大紅蓼)・・・タデ科

2mくらいと大きいです。

 

 

 

 

 

 


咲き始めたシラヒゲソウ

2021年08月27日 | 風景・山野草

 

今回のシラヒゲソウは咲いていれば儲け物くらいに思っていました・・儲けました。

今回の花探しは他の花がメインだったのですけど・・・(^^)ニコ

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

シラヒゲソウ(白髭草)・・・APG分類ニシキギ科 従来の分類ユキノシタ科

内心は早く咲く株が少しくらいは有るのかなと思っていました。まだまだ最盛期ではないと思います。

今回はこれでも大満足かな?

 

 

 

 

 

 

 


 

ミツバベンケイソウ(三葉弁慶草)・・・ベンケイソウ科

蕾のようでした。・・・危険な斜面で撮り難いです。

 


 

ヒオウギ(檜扇)・・・アヤメ科

最盛期の所もあれば過ぎている所も会いました。花が綺麗なので花を摘んで行く人もあるようです。・・止めてね。

 

 

 

 

 


 

ヌルデ(白膠木 )・・・ウルシ科

奇数羽状複葉で葉軸に翼があるのが特徴・・・写真に撮ったのは初めての気がします。

 

 


里山&富士山麓の花

2021年08月26日 | 風景・山野草

 

 

イナモリソウ(稲森草)白花・・・アカネ科

地元の里山では登山道の熱意ある整備で年々減っているけど富士山麓では想像以上の数が住んでいる事が解かりました。

 


 

イヌゴマ(犬胡麻)・・・シソ科

地元の里山では減っていると思う。富士山は懐が深いのか良く見かけます。

 


 

ウバユリ(姥百合)・・・ユリ科

車を走らせていて見つけたので撮って見ました。・・林道を走らせていると良く見かけます。

 

 


 

エビガライチゴ(海老殻苺)・・・バラ科

物凄く毛深いです。果実もたくさん生ります。・・鮮度の良いのは、そこそこおいしいと思います。

 


 

オトコエシ(男郎花 )・・・スイカズラ科

オミナエシと似ているけど花色が白だから間違える事はありません。

 


 

ウシタキソウ(牛滝草)・・・アカバナ科

画像では解り難いですがミズタマソウと比べウシタキソウの方が毛が多く、葉や茎に違いがありますが良く似ています。

 


 

イヌトウバナ?(犬塔花)・・・シソ科

 

 


 

イヌノヒゲ?(犬の髭)・・・ホシクサ科

初めて見たと思います。富士山の湿地に生えていました。・・・間違っているかも知れません。

 


 

コバギボウシ(小葉擬宝珠)・・・APG分類クサギカズラ科 以前はユリ科

ギボウシの仲間では樹木に着生するイワギボウシと同じくらい好きです。(^^ゞ 縦のストライプがお洒落・・

 

 


色々な里山の花ランダムに

2021年08月25日 | 山野草、花、その他

 

 

バイカモ(梅花藻)・・・キンポウゲ科

多年草の水草です。

 

 

 


 

タマアジサイ(玉紫陽花)・・・アジサイ科

 

 

 

 


 

ツルアジサイ(蔓紫陽花)・・・アジサイ科

途中で蔓が切れていました。良く見るとツルアジサイかな?

 


 

シシウド(猪独活)・・・セリ科

 


 

シラヤマギク(白山菊)・・・キク科

舌状花の数は少なく、まばらに付く

 


 

ツルボ(蔓穂)・・・キジカクシ科

 


 

ヌスビトハギ(盗人萩)・・・マメ科

アレチヌスビトハギと、とても良く似ています。節果の数で違いが分かりますが花の大きさでも判断出来そうです。

アメリカの方が花が大きく節果の数も多い

 

 

 


 

フジカンゾウ(藤甘草)マメ科

杉の樹林帯、半日陰状態の所に咲いていました。ヌスビトハギと似ていますが葉が違いますね。

 


 

フシグロセンノウ(節黒仙翁)・・・ナデシコ科

富士山蘭麓では初めての出会いでした。