季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

カギカズラ

2022年06月15日 | ツル植物(木本・草本)

 

 

今日も雨、雨が一休みの時急いで撮りに行ったカギカズラたくさんたくさん咲いていました。

以前は、この花を見つけるのが大変でしたが今は里山にかなりの数は住んでいる事が分かり

比較的楽に撮る事が出来ます。

このツル性植物は名前の由来の鉤を使い木に登り成長していくようです。相当の繁殖力があり狙われた木は

光合成も妨げられて大変な目にあっているような気がします。

 

カギカズラ(鉤葛)・・・アカネ科

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ 又、2~3日出掛けます。

 


半径15mくらいに有った蔓植物(ここは密集地)

2021年09月08日 | ツル植物(木本・草本)

 

マツブサ(松房)・・・マツブサ科

今年は花も撮りましたがサネカズラにとても良く似ていると思いました。・・・サネカズラもマツブサ科でした。

このマツブサは下記のツル植物とは別の場所です。

 


 

アオツヅラフジ(青葛藤)・・・ツヅラフジ科

花と同時に未熟な果実もなっています。

 

 


 

ヤマガシュウ(山何首烏)・・・サルトリイバラ科

余り見ない植物ですが今回は数株同じ所に住んでいました。サルトリイバラ、シオデの中間的な感じでしょうか?

葉っぱ、茎に疎らに棘があります。

 


 

ミツバアケビ(三つ葉木通)・・・アケビ科

 


 

タチドコロ?(立野老)・・・ヤマノイモ科

この仲間も色々ありますね。花が咲いていないので花色は確認していません。

 


 

ヤマノイモ(山の芋)・・・ヤマノイモ科

これは確実に葉だけで分かります。 田舎にいた頃掘っていたし・・・

 

☆ その他、テイカカズラ、サルトリイバラ、サルナシなどが狭い範囲に住んでいました。(凄い競争です)

 

 


里山ハイキング(似ている蔓植物の違い確認・他)

2021年01月16日 | ツル植物(木本・草本)

 

 

エビネ(海老根)                ラン科

 

海老根の種類は色々有りますが自分が訪問した里山にはエビネとかジエビネと言われているエビネが

たくさん自生していました。本当に想像以上に多かったのです。

この山にはヤブエビネと言われる萼片と側花弁が緑色、唇弁が白色の花が住んでいるようで開花時期に

訪問するのが楽しみです。

 

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シタキソウ(舌切草)   キョウチクトウ科

ツル植物(蔓性常緑小高木)で白い大きな香りがとても良い花が咲きます。

この写真では、まだ幼く花を咲かせるには時間が掛かりそうです。

 

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テイカカズラ(定家葛)   キョウチクトウ科

ツル性常緑低木、気根を出して木に貼り付き樹上に伸びて行きます。

幼葉の時は葉の縁が波打つことがあり鋸歯と見間違う事があるので厄介です。

 

 

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ツルマサキ(蔓柾)   ニシキギ科

ツル性の常緑低木、気根を出して貼り付き樹上に伸びて行くのはテイカカヅラと同じです。

こちらは細かい鋸歯があります。幼葉の時はテイカカズラと、とても良く似ています。

しかし、大きくなれば葉の付き方枝の出し方など大きく違いが出て来て識別は容易になります。

 

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アオキ(青木)   ガリア科・・ガリア科と言われてもピンと来ないですね~ガリアって何?

常緑低木のアオキの果実がようやく果実が赤くなって来ました。

 

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アオキは半日陰のような所が好きなようです。自分の見た感じでは、とてもそれぞれに個性が強いと

言う感じです。葉の鋸歯も大きいのもあれば葉の細いのもありそれぞれ個性を主張しています。

ホソバアオキと言う種も、・・東北方面にはヒメアオキと言う種もあるようです。

 

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不明な樹木?

幼木と思うのですが、幹を見ると黄緑色が交互に有るのです。

成木になれば特徴が出て分かるようになるのかな?・・・今の自分ではお手上げ

 


標高1450Mから~里山へ

2020年12月30日 | ツル植物(木本・草本)

 

シモバシラ(氷の華)と霧氷を見たかったんだけど全然ダメでした。途中の山道で発見した

普通のツララ(氷柱)・・・今日は残念! 

 

 

 

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数年前に教えて頂いたコショウの木(胡椒の木)   ジンチョウゲ科

まだ、固い蕾でした。・・・勇み足

 

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キツネノマゴ(狐の孫)   キツネノマゴ科

今頃咲いているのが不思議、さすがに終盤の花ですね。(汚れているし)

 

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ボケ(木瓜)   バラ科

春早く咲く花だから冬でも暖かい日が続くと、このように咲くのだろうか?

この落葉低木も植栽で色々な花色の種類がありますね。

 

 


風景(富士山)&フウトウカヅラ

2020年12月26日 | ツル植物(木本・草本)

 

 

静岡市と焼津市の間にある山の稜線から静岡側を撮る右下には東名高速道路

真ん中で横に見えるのは安倍川と静岡市街地

 

安倍川河口と風車、遠方の山は駿河湾を挟んで伊豆半島

 

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フウトウカズラ(風藤葛)   コショウ科

常緑性ツル植物 ・・雌雄異株

本州では唯一(日本には3種)のコショウ科の植物コショウの代わりにはならないそうです。

 

撮影は12月23日、今を盛りと生っています。

 

 

 

杉の木に伸びているフウトウカズラの群生、このような場面がいくつもあります。

気根によって這い上がります。