令和元年から、正式にうとう塾としてペアレントトレーニングを開講するようになって2年目になりました。
ペアレントトレーニングとは『子どもの行動に焦点を当て、特徴を理解してそれぞれの行動に適した対応を保護者が学ぶ』トレーニング講座です。
今期も講師は、障害児入所施設 八甲学園 相談支援事業所あおば
相談支援専門員 工藤摩世さんにお願いして開講しました。
10月3日(土)から5回 参加者8人 中央市民センターを会場で行いました。
毎回学んだことを家庭で実行してみる宿題が出て、実際に子どもの反応や自分の感想を次の会で発表し合います。
全員が関わり方を学ぶ中で、子どもの反応や親自身も変化してくることを実感しているようでした。
参加者は宿題を発表し、スタッフが板書していきます。
見える化することで、沢山の気づきがあるようです。
今期は、コロナ禍で茶話会が出来ないことや、会場を12時に退出しなければならず、参加者とスタッフが講座終了後に話し合う時間が短いと感じましたが、ギリギリまで時間を使って話す時間を設けました。
参加者が自分の体験を話す事で、誰かの役に立っていると感じられ自信になったようで、回数が進むにつれ参加者の皆さんの表情が明るくなっていくのが見て取れました。何より、子どもの行動を客観的に見ることができるようになり、子どもとの関わり方が変化したようです。
参加者の声
ペアレントトレーニングの知識はあったが、頭で分かっているのと、対面で具体的に教えてもらってやるのとではぜんぜん違い、良く分かった。
講座を受けてみて子どもの反応を冷静に見られるようになった。
怒らないことは自分が楽になるんだと思った。
CCQ(親自身が穏やかに+子どもにもう少し近づいて+声のトーンを抑えて静かに)を意識して肯定的注目をやったら、ほめるバリエーションが増えた。
参加してから家庭が穏やかになり、劇的に変わった。
親子関係の悪循環を断ち切って、関係をよくすることに役立てられました。
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