「吉新 博」と言う名前のギター製作家の事を誰か知っていますか?
私が知っているのは40年代~70年代に山形でギターを作っていた事位です。
日本のギター製作家で、知られざる名工がいたら知りたい!!
そんな事を思って色々と調べてみています。
40年代~70年代に製作していた人で、中出門下や河野門下以外、量産ギター関係者以外、現在も本人又は親族の工房が続いていない人で、ほとんど知られていない製作家。
そんな条件で探してみてヒットしたのが、「吉新 博」という名前です。
過去に「H.Yoshiara」ラベルのギターが何回かヤフオクに出品されています。
アメリカで70万円位で売られていたりもします。
音は良いとの評判です。
まあアメリカ人は春日楽器で作られたベニヤのギターに名器のラベルを貼って高価で取引されていたりしますので、70万円で販売されていても驚きません。
ちょっと興味が沸いてきたので、ヤフオクで安いのを落札してみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/96/35ce8ad3024707107b0156c584bfd5a6.jpg)
ラベルは「H.Yoshiara」では無く、漢字で「吉新 博」ラベルです。
1967年製。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/e2/1a1f8f7c0621bb34422326dfdd586a11.jpg)
表面板はスプルースで裏・側板はローズウッド
弦長は655mm
今日届いたのですが、とっても残念な事に、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/20/6c83683b8edd7dcaee6899e6a96d652c.jpg)
表面板が割れて剥がれた状態で到着です。
出品者のオークション代行業者が駄目な養生しかしていなかったので、配送中に乱雑に扱われて破損した様子です。
横浜の〇マト運輸は本当に酷いからねえ。
ギターを配送するのに〇マトは使っちゃいかん!!!!
こんな状態ですが、マスキングテープで「剥がれ・割れ」を仮止めした状態で音を出してみました。
ムッチャ良いギターだあああああああああ!!!
ちょっとビックリです。
割れをマスキングテープで止めただけですので、当然ですが音の密度はそれほど高くは無いです。
音色が60年代の名器、例えばアグアドとかハウザー2世とかフレタとかに匹敵するとはさすがに言いません。
それでも十分な音量があり、音のクオリティも実用に充分なレベル。
特筆すべきは心地良い反応と美しい響きです。
60年代日本で、こんなにもクオリティの高いギターが作られていたのは知りませんでした。
そしてこんなギターを作っていた「吉新 博」と言う製作家が、無名で現代では忘れ去られた存在なのも驚きです。
どうして無名だったんだろう????
さて、酷い破損をしてしまっている「吉新 博」ギターですが、出品者のオークション代行業者へはクレームを入れて対応をお願いしています。
どんな対応をしてもらえるのやら、、、、
私が知っているのは40年代~70年代に山形でギターを作っていた事位です。
日本のギター製作家で、知られざる名工がいたら知りたい!!
そんな事を思って色々と調べてみています。
40年代~70年代に製作していた人で、中出門下や河野門下以外、量産ギター関係者以外、現在も本人又は親族の工房が続いていない人で、ほとんど知られていない製作家。
そんな条件で探してみてヒットしたのが、「吉新 博」という名前です。
過去に「H.Yoshiara」ラベルのギターが何回かヤフオクに出品されています。
アメリカで70万円位で売られていたりもします。
音は良いとの評判です。
まあアメリカ人は春日楽器で作られたベニヤのギターに名器のラベルを貼って高価で取引されていたりしますので、70万円で販売されていても驚きません。
ちょっと興味が沸いてきたので、ヤフオクで安いのを落札してみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/96/35ce8ad3024707107b0156c584bfd5a6.jpg)
ラベルは「H.Yoshiara」では無く、漢字で「吉新 博」ラベルです。
1967年製。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/e2/1a1f8f7c0621bb34422326dfdd586a11.jpg)
表面板はスプルースで裏・側板はローズウッド
弦長は655mm
今日届いたのですが、とっても残念な事に、、、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/20/6c83683b8edd7dcaee6899e6a96d652c.jpg)
表面板が割れて剥がれた状態で到着です。
出品者のオークション代行業者が駄目な養生しかしていなかったので、配送中に乱雑に扱われて破損した様子です。
横浜の〇マト運輸は本当に酷いからねえ。
ギターを配送するのに〇マトは使っちゃいかん!!!!
こんな状態ですが、マスキングテープで「剥がれ・割れ」を仮止めした状態で音を出してみました。
ムッチャ良いギターだあああああああああ!!!
ちょっとビックリです。
割れをマスキングテープで止めただけですので、当然ですが音の密度はそれほど高くは無いです。
音色が60年代の名器、例えばアグアドとかハウザー2世とかフレタとかに匹敵するとはさすがに言いません。
それでも十分な音量があり、音のクオリティも実用に充分なレベル。
特筆すべきは心地良い反応と美しい響きです。
60年代日本で、こんなにもクオリティの高いギターが作られていたのは知りませんでした。
そしてこんなギターを作っていた「吉新 博」と言う製作家が、無名で現代では忘れ去られた存在なのも驚きです。
どうして無名だったんだろう????
さて、酷い破損をしてしまっている「吉新 博」ギターですが、出品者のオークション代行業者へはクレームを入れて対応をお願いしています。
どんな対応をしてもらえるのやら、、、、
ヤフオク面白いですねえ。
私もそのギター探してみます。
ところで本日終了で
ラミレス1世のギターが出品されていますよね。
1世の没後一年後ですから、
最後は工房スタッフが仕上げたのでしょう。
どんな音がするんでしょうね。
今回のH.Yoshiaraギターは、押し入れにしまい込まれていた楽器では無く、最近まで弾かれ続けていた楽器の様でもの凄く反応が良いギターでした。
配送中に破損してしまっていたのは本当に惜しい!!!
あのラミレス1世のタブラオギターは良さげですねえ。
ただ出品者が今回の破損ギターと同じなので見送りましたが。
激安で落札されましたね。
専門店の1/3以下の価格でしょうか。
入札するかどうか私も迷ったのですが...
しかし業者が悪そうなので入札しなくてよかったのかな?
悩むところですね。
今年一年ありがとうございました。
ずっと楽しみにしております♫
あのラミレス1世はクラシックやフラメンコとして作られたギターでは無かったですし、悪い材料で作られた当時の廉価品のタブラオギターですので、試奏せずに購入するには高価になりすぎた時点でチェックしなくなったので、落札価格は知らないんですよお、、、
いくらで落札されたんだろう???
タブラオギターでも素晴らしい音がしたりするギターもあったりすますので、興味深いギターでした。
いつもコメントありがとうございます。
一時期は放置していたこぼブログですが、最近は反省して少し更新しています。
これからもよろしくお願いいたします。