Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

大学教育を中心に不定期に書いています。

vol.295:あの人検索スパイシー

2009年03月22日 | 小ネタ
知人のSさんから教えていただいたサイトです。
http://spysee.jp/
「SPYSEE はセマンティックウェブ技術を使い、ウェブ上から人と人の関係を見つけ出して見える形にするサービスです」と書かれています。つまり実際の人間関係等は考慮せず、単にWeb上にある情報のみを手がかりに、ある人物の人脈マップを作ってしまうという技術なのです。

ちなみに、筆者もスパイシーで検索できます。上記サイトで「古賀暁彦」と入力して検索してみてください。まあほぼ当たっているというか、確かにWeb上の情報だけで人脈図を作るとこうなるのだなあと実感しました。人脈図に一番影響を与えるのは、セミナーやシンポジウムの案内上で一緒に名前の出ている人、それと学会等の研究発表や論文で近いところに書いてあった人等と思われます。筆者の場合はこのメルマガのバックナンバーBlogの影響もかなりあるようです。
関連する画像結果もほぼ知り合いばかり。と思っていたら、なぜか前・花王株式会社会長の常盤 文克氏の写真が!こんな偉い人と知り合いの訳もなく、思い当たる節がないかと色々と考えていたら、筆者が数年前に某ソフトウェア会社さんのイベントで講演した際に、基調講演をなさっていたのを思い出しました。
http://www.ntts.co.jp/event/sf2005/detail_tokyo.html
しかし、自分の知らないところで、ネットの情報だけで勝手に人脈図作られてしまうのは嫌がる人も多いだろうなあと思った次第です。
グーグルのストリートビューのように、掲載された人から取り下げて欲しいという連絡があった場合にだけ要求に応じる“オプト・アウト方式”を採用するのかどうか。それとも、もともとWebに公開された情報を元に作られているのだから、取り下げに応じないのか、どうなるのでしょう?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿