今日で40歳になったクルム伊達公子選手が、東レ・パンパシフィック・オープンで、昨日は世界ランク15位のシャラポワ選手を、今日は同29位のハンチュコバを撃破しました。昨日の会見では、“疲労の回復度合いも若い頃とは違うし、今の自分に出来ることは分かっている”と、ある種達観とも見える冷静な見方をしていた伊達選手ですが、今日も見事に上位選手を破りました。年齢を重ねた自分自身を冷静に見つめながら、年齢と上手に付き合っているなあと感心しました。同年代としては、勇気づけられます。
昔の日本のスポーツ選手は、男女ともに、年をとって衰えて選手活動を続けるのを潔しとしない風潮があったように思いますが、最近はだいぶベテラン選手が活躍する例が増えてきました。プロ野球では、去就が取り沙汰されていますが、47歳の工藤公康、45歳の山本昌、金本、山崎など大ベテランで一線で活躍しています。サッカーでも、キング・カズやゴン中山が40歳を過ぎて現役を続けています。そして、クルム伊達公子選手です。
トレーニングや、コンディショニングの知識や技術が高まっていることもあるでしょうし、やはり年齢との上手な付き合い方が出来るようになっていることが大きいのでしょうね。楽天・山崎選手もその最たる例で、若い頃の力任せのバッティングから、投手の配球を読むようにしてから、30代後半で再度開花しました。三浦和良やゴン中山も若い頃のキレ味がないのは本人が分かっているのでしょうが、それを経験でカバーするようなプレーをしているのだと思います。
今年45歳になる私も、5年ほど前から少年野球に関わり、一緒に走ったり、投げたり、捕ったりして汗を流すようになり、1年半ほど前からジョギングを始めています。最初は大変でしたが、それほど肉体の衰えを感じることはありません。しかし、やはり年をとっているのは事実です。
数日前に、左肩と首筋に痛みを感じました。結構肩こりはする方ですが、それにしては痛すぎるし、寝違えたのかとも思いましたが、ちょっと違います。よくよく考えると、土曜日の横中の体育祭でPTA参加の綱引きではないかと思い当たりました。散ドラOBのお母さんたちに促されて出ましたが、見ているだけではつまらなくてうずうずしていたので、結構真剣にやってしまいました。その結果が、これです。
自分では衰えていないつもりでも、年をとっているのは事実であり、人並みに老化は進むということを冷静に受け止め、上手に付き合っていかないといけないですね。そういう意味では、今日もやや疲れて、気が重く、休むのもうまい付き合い方かとも思ったのですが、その辺の切り替えがうまく出来ずに走りに行きました。
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今日のジョグ
5.9km 36分44秒