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八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

やらされ感ではなく、やっている感で練習しよう!

2010年09月23日 21時32分06秒 | 指導・育成のうんちく

元ジャイアンツの桑田真澄氏は、修士論文で、合理性がなく精神論になりがちな長時間の練習に対して警鐘を鳴らしました。その点、散ドラの場合は、土日の午前中だけですから、その点はまったく問題はありません。一方で、時間が短いからと言って、合理的に密度の濃い練習をしているとは言えません。各自がもっともっと密度の濃い練習をしてもいいかなあと思います。

 

何かのコマーシャルで市村正親さんが、「前向キング」を演じています。仕事でやり直しを命じられた若いサラリーマンに対して、「やり直させられるんじゃない。やり直すことが出来るんだ!」と諭すコミカルなCMですが、結構真剣に素晴らしいと思ってしまいます(名優が真面目に演じているからでしょうか)。

 

このように、ものには常に二つの見方があります

ツーストライクと追い込まれてから、まだ1球ストライクあると思うのか、もう1球しか残されていないと思うのかで心持ちはまったく違います。心理学の実験でも、ある危機的な状況での対策について、「1/3を助けることが出来ます」と肯定的な言い方と、「2/3が死んでしまいます」という裏返した否定的な言い方で質問する場合では、まったく同じ状況のことを語っているにもかかわらず、否定的な言い方をしている方への価値評価が下がることが知られています。

 

ポジティブシンキング、前向キングは本当に重要なことなのです!

 

で、散ドラ諸君です。最近、監督が練習後のグランドのブラシ掛けを散ドラ諸君にやってもらっています。お父さんたちに楽させてあげようというより、みんなにグランドやグランドを使わせてもらうことに対する感謝の気持ちを持ってもらいたいからだと思います。また、自分たちの道具を運ぶことも同じです。みんなは、人より多くブラシ掛けをしたり、道具を運んだりすると損したと感じるようですが、逆な見方をすれば、いっぱい感謝出来るんだ、いっぱい練習出来るんだということです。

 

そうしたら絶対に野球がうまくなると保証はできませんが、そういうポジティブで前向きな考え方をしている方が、野球だけではなく、絶対に周囲の環境や状況を良い方向に変えられるとは思います。七難八苦をお与えくださいとまでは思わなくてもいいですが、上に書いたようなことの労は惜しまない方がいいですね。

 

練習や野球に関することを、「やらされ感」ではなく、自分が主体的に「やっている感」で取り組みたいですね!

 

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