八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

ライバル

2007年01月31日 13時59分39秒 | 指導・育成のうんちく

私のライバルという意味ではなくて、プロ野球の世界の話です。もっとも有名なライバル関係といえば、ONコンビとして知られる王選手と長嶋選手でしょう。選手時代だけではなく、監督となってからも常に二人いっしょに注目される存在でしたが、インタビューなどで王監督がたびたび語っているように、「仲良しではなく、かといって仲が悪いわけではなく、何と表現すればいいか分からないが、二人だけにしか分からないものがある関係」がライバルなのでしょう。王監督の親友は、親戚の菓子店のCMにも出演したことでも有名な国松選手ですが、長嶋選手とは一緒に行動することはほとんどなかったといいます。それでも、親友以上に特別な関係、それがライバルなのでしょう。

過去から強いチームには、チーム内にライバルがいたように思います。王と長嶋、村山と江夏、山本と衣笠、清原と秋山、江川と西本、小久保と松中などなど。ライバル関係にあげられる二人が同じ意識かどうかは分かりませんが、少なくとも、一方がもう一人を意識し、追いかけることで、競い合う関係になることが多いようです。こうした関係を一言で表すと「目標」と言えるのではないでしょうか。何をするにも目標は大切で、当然スポーツでも、目標をもって取り組むのが大切なのは言うまでもありません。自分の苦手なことは○○なので、いつまでにどうやってこれを出来るようにするか、目標をもってやらなければ、いくら練習してもうまくはなりません。そうはいってもなかなかうまく出来ないときもあるので、コーチなども必要になるわけです。そんなときに、自分の身近に「目標」になる存在がいると、非常にいい刺激になるわけです。王と長嶋レベルになると、そういうもの以上の「何かがあるのでしょうが、一般的にはライバルとはそういう存在でしょう。

これは、少年野球だって同じことです。というより、まだまだ遊びの域を出ない子どもの方が自分自身で目標の設定が難しいと言えるでしょう。だから、チーム内で目標とする選手を見つけ、その選手のように出来るようになるにはどうしたらいいかを意識するのが、上達の早道だと思います。チーム内にそういう存在がいなければ、ライバルチームの選手でも構いません。とにかく、身近にそういう存在を意識することで、上達につながると思います。ドラゴンズ諸君も、是非自分のライバルを見つけて、少しでも上のレベルを目指して頑張ってください。

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野球とラグビー

2007年01月28日 00時08分13秒 | スポーツ

 管理人は、野球はもちろんスポーツ全般の観戦が好きですが、野球以外で一番好きなのは何かと聞かれたら、ラグビーです。管理人の通っていた高校は、冬場は体育の授業がラグビーという変わったところだったので、実際に体験して楽しさを知ったということもあるのですが、それだけではありあません。

一見すると、まったく違う野球とラグビーの共通点は何かと言うと、ゲームの複雑さです。こういうと、サッカーをはじめ、その他のスポーツのファンは怒るかもしれませんが、サッカーが世界一メジャーなスポーツであるのも、ボール一つあればよくて、ルールも大雑把に言えば、キーパー以外は手を使えず、待ち伏せ禁止(オフサイド)だけという単純明快なものだからです。野球はボールゲームの中では特殊なスポーツなので、ルールがともて複雑だということは皆さんご承知でしょうが、ラグビーのゲーム形式はサッカーのように一つのボールをゴールに運ぶという同じものなのに、その複雑さはまったくレベルが違います。その理由の一つは、ボールを前に投げられないということであり、ボールが楕円ということであり、更には、サッカーのように皆が足で蹴るしかないのと違って、スクラムを組んだり、ボールを持って人に押しつぶさる人もいれば、キックで陣地をかせぐ人、ボールをうまくパスする人、ボールをもらって相手を抜き去る人、ラインアウトというタッチラインから投げ入れたボールをキャッチする人など、その役割がさまざまだからです。ルールも、前に投げてはいけない(スローフォワード)ということ以外、前に落とすとダメ(ノックオン)、密集で倒されてボールを離さないとダメ(ノットリリースザボール)、わざとスクラムを崩すとダメ(コラプシング)など、数え上げたらキリがありません。こうした複雑さが、野球と同様面白さの理由なのですが、野球との違いを上げれば、それは一瞬にして攻守ところを変えるスピード感でしょう。

 

野球は先程述べたように、一般的なボールゲームのように、攻守ところを変えて一つのボールをゴールに運んだり、相手のコートに叩きつけるようなスポーツではなく、攻守がはっきりしていて、しかも、ピッチャーとバッターという18人のプレイヤーの中のたった二人の戦いを起点にしているという点でまったく異質なスポーツです。こうした特徴のために、他のスポーツと違って、目まぐるしく試合が進むということはなく、むしろいろんな「間」(時間)があります。こうした「間」があるため、人間の感情とか、読みとか、ドラマとかが生まれ(というより、それを見る側の想像する余地が生まれ)、何事に物語を見ようとする日本人の感性に合い、これだけ人気が出たのでしょう。

私も、江夏の21球とか、日本シリーズで王選手が山田投手から放った起死回生のスリーラン本塁打とか、長嶋の天覧本塁打とか、松坂対イチローの対決など、一対一の人間の勝負は好きですし、だからこそ野球は面白いと思う人間の一人ですが、最近野球の人気が少しかげっている一つの原因は、こうした「間」が単なる「ダラダラ」になってしまっているからではないかと思います。ただでさえ、ほかのボールゲームに比べ、スピード感の乏しい野球で、一対一の緊迫感が薄れたら、見るほうが退屈になるのも仕方がありません。昨夏は、ハンカチ王子斉藤祐樹と駒苫のマークンの熱戦に、日本中が熱狂しましたが、それ以外でも高校野球が見ていて飽きないのは、一試合一試合にかける必死さと、攻守交替や投球ごとのスピード感があるからです。是非、プロ野球も、一対一の真剣勝負をもっともっと見ごたえのあるものにするように努力し、同時に3時間も、4時間もかかるダラダラ試合をやめて、キビキビとした緊迫感のある試合をしてほしいものです。

ドラゴンズ諸君は、試合時間は1時間30分で切られてしまうので、時間はともかく中身は、少年野球なんだから、高校野球の先輩たちを見習って、キビキビプレーをしてほしいものです。

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野球を始めたきっかけ…

2007年01月24日 23時40分00秒 | 管理人のこと、雑感

管理人は、中学で野球をしていました。正確には、高校1年の夏休みまで(管理人はその頃今以上にやせていたので、硬式はとても太刀打ち出来ないと諦めました)と、大学のサークル(草野球ですが、この頃は高校生のときよりも体も出来て、結構楽しかったです)でも野球をしていました。野球を始めるきっかけといっても、管理人が子どもの頃は野球しかメジャーなスポーツはなく、みんな当然のように野球部に入ったものでした。また、その頃は、学校の昼休みにはみんなでゴムボール一つで手をバット代わりに野球をして、そうした中で野球に必要な動きを身につけていたので、散ドラのような野球チームに入らなくても、みんな結構野球が出来たものです。

きっかけらしいきっかけといえば、町内会ごとに期間限定でソフトボールチームを結成し、対抗戦を行っていて、小学校の5年生からそのチームに参加したことかもしれません。一年中ではないので、ある意味テキパキ決めていかないと試合に間に合わないため、ポジションなどもさっさと決めるのですが、そのポジション決めのときに、管理人はまず内野をやって暴投を何球か投げてしまい、「とりあえず外野をやろうか」と言われ、以来、外野しかやったことがありません。外野は抜けそうかという当りを走りに走って捕ったときなどは非常に爽快ですが、内野に比べると守備機会が少なく見せ場がないので、管理人はずっと「内野はいいなあ~」と憧れていました。ドラゴンズ諸君は、いろいろなポジションを守る機会があるのだから、苦手意識を持たずに喜んでチャレンジしてほしいと思います。

以上のように、管理人が野球を始めたきっかけは、野球しかなかったからとも言えますが、それでも野球は面白いと思います。その辺のことはまたのちのち書いていきたいと思います。

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散田ドラゴンズ管理人となる予定です。

2007年01月21日 11時00分39秒 | 管理人のこと、雑感

勢いで、息子が所属する少年野球チームHPの管理人になることになってしまったので、ついでにブログも始めてみることにしました。野球に関すること、チームに関することなど、少しずつ書いていこうと思っています。

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