こんにちは、fujiです。
9月1日は防災の日です。この日付は、10万以上の死者・行方不明者が出た「関東大震災」に由来しています。今年は熊本地方で大規模地震もありましたし、最近では台風10号の被害など、この時期は防災について考えるいい機会といえるでしょう。
NTTの安否確認サービスというものがあり、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
「災害用伝言ダイヤル(171):音声録音」と「災害用伝言板(web171):インターネット」がありますが、熊本の大地震では、インターネットのweb171を活用した人の割合が急増しました。スマートフォンやインターネットのサービスを利用した人が非常に多かったのです。
災害が発生した時場合、安否を確認したいと多くの人が一斉に電話を利用すると、音声回線の通信網に制限がかかり、電話がつながらなくなるおそれがあります。
しかし電話がつながらない時でも熊本地震の際に安定して通信することができたのが、FacebookやLINE、TwitterなどのSNS(ソーシャルネットワークサービス)でした。
安否確認や家族間の連絡などで、電話番号を使っての通話ではなく、文字やスタンプなどのデータ、インターネット電話が役立ちました。
大規模災害発生時には、被災地で無料で利用できる災害用統一ネットワークが提供される取り組みが進んでいます。
契約している携帯電話会社や通信会社の垣根を越えて、被災地で無料で使える無線LAN(Wi-Fi)を使えるようにした、「00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)です。
このWi-Fiに接続することができれば、避難所などでWi-Fi専用機を利用できたり、被害状況の情報収集や、移動可能経路を確認できたり、情報発信が可能です。
SNSや、いつでも携帯できるスマートフォンは大変便利です。
お持ちの方は、いざというときに迅速に対応できるように、災害アプリをインストールして試してみたり、設定ができるように日頃から使い慣れておくことが大切ですね。
お持ちでない方も、ウェブサイトの見方や、SNSの使い方から慣れていきましょう。
もっと知りたいという方は、スタッフまでお気軽にご質問くださいね。
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