サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

8月15日を考える

2005年08月15日 13時13分04秒 | 独り言
夏休み5日目。

ADSL復活!
結局NTT局内で問題があったようだ。
だったら昨日電話した時点で調べてくれよ!って、直りゃそれでええんやけど。

今日は60回目の終戦記念日。
記念日っつー言い方に若干違和感があるものの、戦争が終わったということで、記念日にしてもええのかな。
さて、オレは当然戦争を知らない世代だ。
でも昔から少なからず関心があったから、今まで太平洋戦争関連の書籍は300冊くらい読んだ。だから学校で習う以上のことは少しは分かるつもりだ。
だから、今日は一言言いたい。例によってオレの個人的考えやから、気にいらん人も文句言わんといてな。

まず日本の学校教育。
なんで日本が戦争したかちゃんと教えようよ。
オレの記憶やったら、1941年12月8日に日本軍がハワイを空襲して戦争が始まりました、とだけ習った。
なんで突然ハワイ空襲したんや?オレは当時すごく疑問に思った。
そこは無視して、戦争末期の空襲、原爆の話ばっかり出して、「罪もない一般市民がたくさん死にました。だから戦争はダメなんです」
それは分かる。でももっと全体的に見ようよ。
アジア地域でも大勢人死んでるんやで。
日本人が大勢死んだことばっかり強調するもんやから、なんか日本人も被害者意識が強い。
確かに被害者であることに間違いは無い。
でも、加害者であったことも教えなアカンで。
当時戦場に向かった兵隊さんには加害者意識は無かったかも知れん。
それはそんな教育されとったから仕方ないこっちゃ。だからその人らに罪は無い。ただ、日本国として、国際社会から見たときに加害者であったことも忘れたらアカンことと思うで。

次に暴走族の兄ちゃんら。
お前らのグループとかに絶対「特攻隊長」とかいう肩書きの兄ちゃんおるやろ?
あのな、軽々しく特攻っちゅう言葉使うな!
お前らと同じくらいの若者が60年前に特攻隊として大勢死んだん知ってるんか?
それも国のために。
国のため、いうても国家ちゅう意味やないで。愛する人、家族がいる故郷っちゅう意味や。
そんな故郷が戦場になる日が1日でも延びるように守りたいがために死んでいったんやで。
それも「じゃ、行くわ」と、まるで散歩にでも行くように笑顔で飛行機に乗り込む。
そんなことお前らにはできるか?
できへんくせに今日から「特攻」という言葉は使うな!

最後に靖国問題。
これは答え出んわ。難しすぎる問題や。特にA級戦犯なんかの合祀か分祀かの問題は…。
いろんな人の話、はたまた近隣諸国の話聞いてると、どれも一理あると思うもん。
でもオレも日本人や。
個人的には靖国神社という施設はあってもエエと思うし、首相をはじめ、官僚が参拝するのも、不戦の誓いという意味で参拝するんやったら賛成や。
ただ、口先では不戦の誓いと言いながら、内心は選挙前のアピールとして、己の利益を見越して行くんやったらやめてくれ。
先の戦争で無くなった方々への冒涜や。

長くなってしもてスマンね。
でも8月15日くらいはこんな話題でもエエやろ?
コメント (2)
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