今日は本当は別ネタを書こうと思ってたけど、昨日の続きのようなブログを書く。
宮田笙子の五輪辞退に著名人多数が疑問「辞退撤回運動を…」「機械的」異例の展開に
体操女子の日本代表で主将宮田笙子が飲酒と喫煙がバレて代表を辞退した件。
著名人から疑問の声が上がっているんですって。
何で?
大体の意見が「たかが酒とタバコ」で19歳の女の子には罰が重すぎるって感じ。
まず今回の大前提。
出場を「辞退」したんでしょ?
すなわち「自ら身を引いた」んでしょ?
そういう圧があったんだろうとは推測するけれど、それでも発表は「辞退」やんか。
これが協会が「宮田選手の代表を取り消します」と言ったのならこの批判は分かるんだよ。
けど発表上は「辞退」。
じゃあ罰では無いやんか。
あともう一つ。
現時点での日本国の法律では20歳未満は酒もたばこもダメ!って決まっている。
それを破ったんだ。
その事実に対して「たかが」とは何だ?って思う。
普段から体操を頑張って、でも日本代表には入れなかった多くの選手はほとんどが酒もタバコもやってないはずだ。
もしかしたら、あくまでもしかしたらやけど宮田選手と同じように酒飲んだりタバコ吸った方が落ち着いて本番で力を発揮できた選手がいたかも知れない。
けどやってない(だろうと思う)。
やっちゃいけないことを当たり前に守って真面目に頑張ってた選手にとって、もし今回の件が許されたのなら「は?何なのその特別扱い」ってならんか?
著名人が「たかが酒やタバコ。20歳にならないとダメなのは厳しすぎる!年齢制限を撤廃するように法律を変えるべきだ!」と言ったのなら納得もするよ。
けど、やったらアカンことを大目に見てやれと言ってるのがどうにも納得できないな。
これが将来ある若者、ましてや日本代表になるくらいの素質を持つ女の子を守ることなのか?
オレは違うと思う。
これはただ甘やかしてるだけ。
ここで大目に見ては逆に宮田選手をダメにする。
悪い事は悪いとキッチリ叱ってあげること。
その上で反省して頑張る宮田選手を応援してあげることが宮田選手を本当の意味で守ってあげることになるんでしょうよ。
だいたい今回の記事で名前の挙がった著名人。
高須クリニック高須克弥院長、教育評論家・尾木直樹、「ひろゆき」こと西村博之、ビートきよし、ダンカン、高知東生、米山隆一衆院議員、猪瀬直樹参院議員。
オレから言わせたらこいつら全て「異端児」であったであろうと推測できる。
世間では少数派であるこういう異端児が自分たちを「あたかも標準」のような感じでモノを言うな!と言いたい。
こいつらが19歳の時にすでにタバコを吸ってたかどうかなんて関係ないねん。
アカンものはアカンねん!
それだけの話やんか。
少なくとも覚せい剤と大麻所持で逮捕されたヤクザの息子の高知東生には言われたか無いわ。
若いころ(だけでなく大人になっても)散々周りに迷惑をかけたであろうお前にだけはね。
結論。
頑張って頑張って頑張って日本代表を勝ちとったにも関わらず、パリ五輪目前で辞退せざるを得なくなったことは同情するよ。
けど、これは結局自業自得やんか。
もしこれで代表辞退を撤回させてパリ五輪に出場して、金メダルを取ったとして心底祝福できる?
オレだったら微妙な心境になるわ。
心から拍手は出来ないわ。
ここで立ち直って、次のオリンピックで代表を勝ち取ったらもうメダルがどうとか関係なく心からの拍手を送るわ。
日本って「若いんだから許してやろうよ」の風潮が強いと思う。
でもそれはただの甘やかし。
だから未成年の犯罪が減らないんじゃない?
少年法という甘っちょろい法律が悪いやつを守り、被害者が泣きを見るような状況になってるんじゃない?
イジメ問題なんてその典型例やんか。
今回のはそこまで重い話じゃない!って思う人がいるかも知れないけれど、結局は延長線上にそういう話があるやんか。
「悪い事をすれば罰を受ける」
こういう当たり前の事をしっかり教えるのが大人の役目。
大目に見てあげるのは優しさでも何でもなく、逆に本人をダメにするだけだとオレは思うぞ。