サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

当事者だけじゃなく周りの見方も変えて行こう

2024年02月25日 09時17分02秒 | 時事ネタ

引退の北青鵬「バーナー状にした炎を体へ近付ける」など暴行内容の詳細明かされる…日本相撲協会臨時理事会

宮城野親方と弟子の北青鵬が謝罪「弟子を守れなかった私の責任」「ファンの期待を裏切った」

 

またですかい…。

もう何回目?

それでもこういう事があるたびに大きなニュースになるのはやはり「相撲界」という日本伝統の世界での出来事だからなのかな?

 

過去にも似たような事が何度もあったからブログに書いたかも知れんけど、また書く。

もうね、こういうのは相撲界と言うよりも日本全体の「風習」みたいになっちゃってるのかも知れない。

特にスポーツを含めて上下関係の厳しい世界では。

昭和の家庭でもそうやん。

オレが生まれる前の昭和の世代なんて、父親が家長として一番エライ。

まさに独裁。

巨人の星の星一徹みたいなのが典型例。

自分の子供にも容赦なく殴る。

殴った理由に愛があるのか無いのかは置いといて、とにかく力をもって格下のものを制するような形。

それが昔の日本。

その延長がスポーツの世界だと思う。

 

オレも中学時代だけ部活やってたけど、先生によく殴られた。

今じゃ考えられないよね。

「痛い目に遭いたくなかったら強くなれ」

そう言われているような気がしたし、それが「厳しい練習」だと思い込んでた。

相撲界も同じだと思う。

 

今回はいつもの兄弟子から弟弟子への暴力。

稽古以外の場での事だから言語道断なんやろうけど、結局「相撲部屋」という一つ屋根の下で暮らす人間。

「稽古とは別」と言いながら、プライベートにも上下関係が付いて回る。

最初は軽いいたずら程度だったのかも知れないが、文句の言えない格下を相手にだんだんエスカレートしちゃったんだろうね。

最近では自殺者の出た宝塚もこの図式やと思う。

厳しい上下関係。

別に厳しい上下関係が悪いとは言わないよ。

上下関係を勘違いして「上の者が言うこと、やることは絶対正しい。逆らう事は許されない。」みたいな思想になってるのが悪いと思うのよ。

 

そしてもっと悪いのが、こういう連鎖を断ち切れないこと。

きっと誰もが「こういう事はオレたち(私たち)の代で終わりにしよう」と思ってるに違いないんだよ。

けど、結局無くならないのは「オレたちの代で終わりにしたいけど、このまま終わると泣き寝入りみたいでなんか悔しいな」みたいな心境も心の奥底にあるんじゃなかろうかと思う。

で、終わりにしようと思いつつ、自分たちが上の代になったら「オレたちの時はもっと厳しかったぞ」なんて言いながらまたやっちゃう。

中には本当に終わりにしようと努力しているところもあるんだろうけど、そういうところはまたおせっかいOBが登場して「弱くなったのはお前らが甘いからだ」なんて余計なことを言い、せっかく断ち切ろうとしてた暴力の連鎖をまた始める…なんてこともあるんじゃないかなと思う。

 

相撲界に限らず、学校の部活でもそう。

間違った「上下関係」をまず断ち切ろう。

宝塚とかなんて、先輩が乗ってるかも知れないからと駅を通過する阪急電車におじぎをするなんて明らかにおかしい。

こんなものは厳しい上下関係では無い。

あやしい宗教と同じでただの洗脳や。

もしくは言われたことをやってないという先輩からの報復を恐れてやってるだけや。

そして音楽学校の生徒の駅でのこういう姿を見て「さすが伝統ある宝塚」なんて目で見てたんなら地域住民も悪い。

そういう目で見るからこういう異常な姿が「当たり前」になって、おかしいと気づかなくなるねん。

 

相撲界だってそう。

以前問題になってた「かわいがり」ね。

これも「伝統ある相撲界だから」なんて目で見てたから誰もおかしいと思わない。

暴力なのに「厳しい指導」と脳内変換されて見逃されていたから当たり前のように平然と行われていた。

こういうところを本人たちだけではなく、オレら一般人を含む周りの目から見た時に「おかしいのでは?」と思えるようにならない限り、今回みたいな問題はまだまだ出て来るで。

スポーツ界でも、学校でも、職場でも。

それが日本人気質。

まずは当事者もさることながら、周りの目から変えて行こう。

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ついにデフレ脱却か!?

2024年02月24日 08時28分38秒 | 時事ネタ

「バブルの時と全く違う」証券会社トップも好感触 日経平均が史上最高値を更新 “失われた30年”を脱却した?

 

2月22日、日経平均株価が史上最高値を更新した。

株をやってない人には「ふーん…。で?」って話かも知れないけれど、投資家の端くれの端くれのオレとしてはこれは嬉しいニュース。

オレはバブルで浮かれてた頃の日本のことは知らん。

だって中学生から高校生くらいだったから。

そして逆にバブル崩壊後の就活組だからまあ苦労はしたよ。

 

「失われた30年」とか言われているように、要はその頃から実質賃金は全然変わってませんよって話やん。

すなわち、経済成長がまったくしてませんって話やん。

それが日経平均株価最高値更新。

日経平均株価が上がると言うことは、日本の企業に資金が流れていると言うこと。

資金が流れていると言うことは、企業側もそれらを使って経営に回せると言うこと。

ええことやとオレは思うけどな。

 

昨日の毎●新聞なんかは必至にディスろうとしていたけど、まあ読んでて痛いだけだったね。

34年前の最高値を記録した時と、この前の更新した日の比較表までご丁寧に作って違いを説明。

要は34年前は世界の時価総額トップ10に日本企業がいくつも入ってたけど今回は1社も無い!

世界市場をけん引している企業が育っていない!

…と。

 

だから?

34年前の最高値を記録した時の世界の時価総額トップ10に入った日本企業を見て見ると、1位のNTT以外は

・日本興業銀行

・住友銀行

・富士銀行

・第一勧業銀行

・三菱銀行

・東京電力

…と、東京電力以外みーんな銀行。

しかも今、この中に当時のままの名前で経営続いてるとこある?

無いやん。

ぜーんぶ再編で変わってしもうてるやん。

こんな銀行ばっかりの歪んだ状態が果たして正常だったと言えるんか?

 

しかし日本ではアップルやマイクロソフトのような巨大IT企業が育たなかった!

例が極端すぎるやろ。

こういうとこと比べたらあきませんて。

こんなこと言い出したら「東大を首席で卒業したやつ以外はみんなアホ」って言うてるんと同じやで。

 

実感なき株価最高値!

そりゃそうでしょうよ。

昨日最高値を更新したから今日から生活が一変なんてまずありえない。

この株高が一時的なもので無いなら、実感できるのはどんなに早くても1年程度は先でしょ。

だって企業はこれから株式市場に流入した資金を使って会社を回していくことになるんだから。

そしてその後でしょ。

賃上げとかで実感できるのは。

 

例え世界の時価総額トップ10に日本企業が1社も無くても、日本の株価が上がると言うことは投資家にとってそれだけ魅力ある企業が日本に増えたってことでしょ。

別に巨大IT企業じゃなくてもええじゃないか。

今は「ESG投資」なんて言葉が当たり前のように使われるように、投資家は「儲かってるかどうか」だけで投資先の企業価値を判断してないの。

儲かってることはもちろん大事やけど、非財務の部分(環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance))も重視するようになってるの。

だから企業はSDGsに取り組むし、そういうところを投資家は見るようになっている。

そんな時価総額がどうのこうの言うてる毎●新聞さんの思考は34年前のころからまったくアップデートされてないんじゃない?

「日本をディスる」

それだけを社是に経営なんてやってちゃ10年後、毎●新聞さんを筆頭に紙媒体メインの新聞社なんて1社も生き残れないよ。

 

入院中オレも基本することが無いんで毎日株価を見てはちょいちょい買ってた。

新NISAの成長投資枠も今年の上限分が間もなく埋まる。

オレも投資家の端くれとして、日本経済の成長を信じつつ今後も投資を続ける。

オレはそうして行く。

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徒然(つれづれ)

2024年02月23日 08時44分57秒 | 独り言

【徒然】(つれづれ)

変化のない環境で感ずる退屈。手持ち無沙汰(ぶさた)。

 

つーわけで、今日から世間は3連休ですね。

オレももし病気が無ければこの3連休を楽しみにしてたことだろう。

…別に何の予定も無かっただろうけど。

先週の3連休は実は数年ぶりに大阪オートメッセに行こうと思ってたんだよ。

12月にはしっかりチケットも買って楽しみにしてたんやけど…まさか直前にぶっ倒れることになるなんてね。

チケット代2700円無駄になったわ。

 

つーわけで病気のせいでオレは今日で32連休目に突入。

個人的には3月1日から仕事復帰したいと思っておるのだが、復帰の最終判断は会社の産業医との面談をしてかららしい。

産業医が復帰アカン!言うたらまだ復帰はアカンらしいわ。

じゃあ復帰できるほど回復はしてんの?って聞かれたらそれは微妙。

2月20日に退院後初の検査に行って来たんやけど、数値的には退院時とほぼ何も変わって無かった。

先生も「再入院して経過観察するかどうかのギリギリのレベル」だと。

仕事復帰に関しても「いずれ仕事に復帰できるようになるとは思ってますよ」となかなか微妙な返事。

え?じゃあ現時点ではまだ復帰は厳しいってこと?

 

仕事嫌いなオレだから休めるのは嬉しいけども、そのうち有給休暇が底をつく。

となると休んだ分だけ給料が無い。

来月から生活どうしたらええんや!?みたいに切羽詰まった状態ではないので別に焦る必要もないのだが、それでも無給休暇状態になる前には何とか復帰したいと思ってはいるのだが果たして…。

 

で、32連休中16日間は入院してたんで別にええんやけど、問題は退院してきてからよ。

まあすることが無い。

先生からも「自宅療養中は極力安静に」と言われているから別に外出もしないしリハビリ的なものもしていない。

動くと言ったらメシ、風呂、トイレくらいだ。

それ以外はずーっと寝て(眠っているわけではなく寝ころんでいるって意味)いる。

そうなると当然暇を持て余すことになるのでテレビを視るともなくただとりあえずつけている感じになっている。

平日の日中のテレビなんてまあ今まで見ることは少なかったけど、こうやって毎日つけていると…実につまらん。

入院中はテレビ視るのもテレビのカード?みたいなのを買わないと視れなかったので、わざわざお金を払ってまで視る価値のある番組も無いので約2週間1度もテレビは視なかった。

でもそれが正解。

昼間はどのチャンネルもまあ下らない。

全国ネットのはずなのに東京のローカル番組を視ているようだわ。

どこぞの知らんスーパー(関東では有名なのかな?)のお惣菜ラインキング?

商店街グルメ?

春のコーデ?

全部興味無いし。

てか、オレが興味ないだけで昼間に暇してる世の奥様方はこんなのを見て楽しいと思っているんだろうか。。。

 

暇なんで昼寝してもええんやけど、そうすると夜眠れなくなるんで眠くても我慢している。

ゲームでもやって暇潰ししてもええんやけど、結構ストレスもたまるんで今は心臓によくないかな?って思って自粛中。

なんか暇つぶしできるものや方法があれば教えてホシーノ☆

 

追伸。

2月20日の通院の帰りに、市内某所でわが社主催では無いが某イベントにうちの会社の参加してたので顔を出しに行った。

そこで約1ヶ月ぶりに上司を含めて4人の同僚と会った。

久しぶりに家族と病院関係者以外の人間と喋ったよ。

なんかストレス発散した気分。

30分ほどしか滞在しなかったけど、久しぶりの雑談楽しかったな。

やっぱり仲間っていいね!

ちなみにみんなから「痩せましたね。。。」と言われた。

うん。入院してから7kg痩せたから。

入院ダイエット大成功!(←いうとる場合か!)

 

もう一つちなみに。

今回入院して切に感じたこと。

今回はオヤジが居たから着替えとか持ってきてもらったりしたけど、この先何年か先にまた同じようなことが起こった場合にオヤジももう歳(まもなく83歳)なんで同じように助けてもらえるかどうか。

いや、むしろオレがオヤジを助けないといけない場面の方が多いかも知れない。

ましてやオヤジが亡くなってた場合はどうすんの?って思う。

今回もICUに入ってる時は着替えとか病院が貸してくれたけど、一般病棟では有料。

ましてやシャツやパンツなんかは自前なので少なくともそういうのは用意する必要がある。

だから一般病棟に移った時にオヤジに連絡して「着替え持ってきて」とお願いしたらなぜかパンツ2枚しか持ってきてくれなかった。

いつまで入院するか分からんのにパンツ2枚て…。

なので再度「もっと持ってきて!」とお願いしたけど、他にここにこういうのが入ってるからそういうのも全部持ってきてを割と事細かく伝えたけど「そんなものは無かった」と持ってきてくれなかったりもした。

退院後にタンス開けてみたらしっかり入ってたけどね。

もしかして認知症の予兆?

こういう状況だから、やっぱり何かあったらお互いを助け合うパートナーは必須だな、と改めて思った次第。

誰か同じような不安を感じてる人、おりませんかね?

 

まだまだ徒然なる日々が続く…。

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入院中のこと~その他編~

2024年02月18日 09時51分38秒 | 独り言

また今日も入院中の話ね。

体調を崩して1月30日より入院。

その時に入ったのがICU。

ICUに居る間はまあ「至れり尽くせり」って表現がピッタリなくらいに昼夜問わずしっかり看護してくれた。

理由は良く分からんが急に心拍数が上がって機械がピーピー言い出したら看護師さんがすっ飛んで来てくれたし、いつだったかの夜中に「○○さん!○○さん!!(オレのことね)」て呼ばれてるので目を覚ましたら「息してませんよ。ちゃんと息してくださいね。」なんて親切に声をかけてくれたりもした。(←ここでも死にかけとるがな

 

問題はICUから一般病棟に移ってからだ。

一般病棟に移ってからはそんなに看護師さんを呼んで何かしてもらうって事は無かったんやけど、ナースコールのボタンの反応が良すぎるのかな?

たまに布団と身体の間に挟まって意図せずナースコールのボタンを押しちゃったって事が何度かあったんだよね。

…。

…。

看護師さん、全然来ないのな。

このフロアには看護師さん居ないの?ってくらい来ない。

いや、こっちは押し間違えだからええんやけど、これマジで命やべえ!みたいな緊急コールやったらどうしてたんやろ?

表沙汰になってないだけで過去何人かこのせいで死んでるんちゃうかな!?って思うくらい来なかった。

リハビリとか問診行くのも「一人で行けますよね?」と。

ICUでの「至れり尽くせり」とはまったく逆の「至らない尽くさない」感がすごかったわ。

いつだったか、オレの首に縫い付けられた注射針を抜くのに部屋に来た医師も言ってた。

「ここだけの話、このフロアの看護師さんナースコールしても来ないですよ」と。

その医師曰く、「このフロアの看護師さんは良くも悪くもルールに忠実だから。」と。

どんなルールがあるんだかオレには分からないけれど、そんなんで患者が迷惑してるんならそこは改善すべきところなんじゃね?って思うんやけど、オレの会社と同じように組織が無駄に大きくなると世間体しか見えなくなったりするもんなのかな、と。

 

そして主治医。

入院患者のベッドには、患者の名前と入院部門?、そして主治医の名前が書かれたプレートみたいなのが貼られてある。

オレは「救急」って部門で入院してたんやけど、結局入院してた約2週間の間にこの主治医は1回も顔を見たことが無かった。

部屋まで回診に来てくれるのはじん臓内科の若い女医さんだけ。

あとはオレ自ら診察に出向いてた循環器内科の先生くらいしか見たこと無かったな。

オレはあっという間?に退院となったけど、循環器内科の先生は言ってた。

「救急の先生方は患者を治す気が無い」と。

まあオレも実際「退院おめでとうございます!なんて状況ではないまま退院した(させられた?)感じやし。

だって実際治って無いもの。

「もう命にかかわる事は無いやろう」って状態になったから病院を追い出された感じ。

もしかしたら…やけど、救急の部門には退院率みたいな指標があって、救急搬送受け入れしてうち何件退院できた、みたいな感じで評価される傾向があったりするのかもね。

なのでとりあえず退院さえさせてしまえば率も上がるんでとにかく退院!退院!と。

 

医者つながりで言えば、1度だけ「白い巨塔の財前教授」みたいないわゆる「総回診」みたいなのがあった。

オレが入院してた病院もいわゆる「大学病院」だから。

規模感的にそんな大きいもんじゃなく、教授+取り巻き3人の計4人だったけど。

一般病棟に移って1日目だったか2日目だったか、それくらいに部屋に急にその4人が入って来てね。

「え!?何なん!?」なんて思ったわけよ。

その時ちょうどオレは看護師さんに身体を拭いてもらってる最中で、その姿を見るなり教授が「この人がうちの病院に搬送されて来た時にほぼ心臓止まってた○○さんだよね?」と。

取り巻きが「御意!」…なんて言い方はせず「そうです」と。

教授は「なんだ、全然元気じゃないの」と。

元気やったらアカンのかい!てか何でオレとじゃなく取り巻きとしか喋って無いねん!

取り巻き3人が教授にいろんな状況を専門用語を交えながらいろいろ喋ってたわ。

その間、オレとの会話は一切なしね。

そんな話だけなら患者の部屋じゃなくて教授の部屋でせえや。

部屋まで来たんやったら患者と直接会話せえや。

言い方もぶっきらぼうやったし、まあまあ気分悪かったぞ。

 

最後に。

退院前の何日かは個室から4人部屋に移った。

オレ以外は結構な年上のおじさんばっかり。

ベッドはカーテンで仕切られてるから顔までは見えんけど、おじさんに共通して言えること。

何でそんなに独り言でかいん?

なんかめちゃでかい声で独り言言ってるし、何だったら夜中とかに明らかに寝言とは違う確実に起きてる状態で「くあ~っ!」みたいなナゾの音声を発するん?

それ誰に対して何のために言ってるん?

屁こいたりイビキはまあ許そう。

変な声は出すな。

おかげで夜中に熟睡出来た日なんて1日たりとも無かったぞ!

 

まとめ。

オレが入院したのは病床数800床ある地元ではまあまあ大きい部類の病院だ。

設備とかは最新に近いものが揃ってて安心なんだろうけど、そこの組織とかに関しては若干の不安を覚えたね

「患者よりも世間体」

そんな風潮を若干感じたから。

あ、オレが見た非常に狭い範囲だけでの話だから決して全体がこんな感じと言うワケでは無いですよ。(と、信じたい)

病院の名誉のために言っておきます。

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入院中のこと~ICU編~

2024年02月17日 08時49分06秒 | 独り言

ハイ。

退院して初の週末を迎えました。

健康な時にブログを更新してたレギュラーの更新タイミグです。

またそういうタイミングで普通にブログを更新できるってことを素直に喜びたいと思います。

 

で、このブログはオレの備忘録。

もう早速「人生初体験」でもあった「入院」について書いておこうと思う。

オレが最初に放り込まれたのはICU、いわゆる集中治療室 (Intensive Care Unit) ってところです。

そりゃそうだわね。

救急搬送されて来た患者の心臓がほぼ動いてないってんだから、まずはそこだよね。

そこに約1週間居ました。

 

ICUってどんなイメージ?

見たことも無い機器がベッドの周りにいっぱいあって、いろんな管が機械と身体とで繋がってて…みたいなイメージがあった。

まあそれは病状によって違うんでしょう。

オレの場合は意外とアッサリしたもんだったよ。

心電図と脈拍?を計るみたいな機械だけ。

ただ、注射に繋がってる管は多かったかな。

最近は便利になってて、オレの場合はまず首の右側の太い血管ににメインとなる注射針をブスっと刺されてて、その注射針から5本くらいに枝分かれしてんのな。

なのでいちいち針を打つんじゃなくて、必要になった時はその枝分かれしてる先の管に注射を通せば良いワケ。

すなわち同時に5本まで注射を打てるワケ。

多分この首の方が時間がかかるような注射(点滴とか)を主にするものだと思う。

5本くらい枝分かれしてたけど、オレの場合同時に点滴に繋がってたのはMAXでも3本くらいだった。

 

次に左手。

これも手首あたりの太い血管にまずメインとなる注射針が刺さっている。

そしてこれもハッキリとは見てないけど何本かに枝分かれしてて同時に何本も注射が打てる仕組み。

こっちは短時間で済む注射(採血とか)に使われてたように思う。

…思うってのはICUに入ってた最初の何日かは記憶が曖昧でしてね

自分では意識がしっかりしてたつもりやったんやけど、後になってどうしても思い出せない事もいくつかあったりしたもんで。

 

首の方もこっちの方もメインの方を刺しとけば作業?は枝分かれした先の方でやればいいだけやから患者負担を少しでも減らすような仕組み。

こういう些細なところでも医学は確実に進歩してるんだなぁ。

ただ、看護師さんからは脅されていたよ。

首の方も手首の方も無理に引っ張って傷つけたりしたら血が噴き出して大惨事になるんで気をつけて下さいね、と。

ま、それに関しては首の方はメインの注射針は首に縫い付けられていたし、左手の方は骨折した人がするような感じで添え木と包帯でぐるぐる巻かれてたから多分大丈夫だったんでしょう。

 

で、ICUはオレの場合個室だった。

ICUって普通は個室じゃないの?知らんけど。

窓の外は見えないし、目に見える景色はいつも同じ。

昼夜問わず何時間かに1回は採血、何日かに1回はレントゲン。

3回透析もやったけ。

あとは何らかの点滴が常に繋がっててオレは寝てるだけ。

そんな毎日を1週間ほど。

 

ここで今まで入院したことが無い方が漠然と不安に思っているであろう「おトイレ問題」。

オレも思ってたよ。

小さい方は尿道から膀胱に直接管を通してって聞いたことあるけど、問題は大きい方よ。どうすんの?と。

まあ小さい方は噂通り管を通しました。

これやったことある人は違和感しか無くて早く外したい!って思ってたって聞いたけど、オレはあまり思わなかった。

むしろ、管を外した後で小さい方をしたくなる度に看護師さんをナースコールで呼んで、尿瓶を持ってきてもらって首と左手に繋がった管に注意しながらかつこぼさないようにベッドの上で用を足すという今までやったことも無い用の足し方を考えたら、勝手に膀胱から流れ出てくれる方式が楽で仕方なかったよ。

やりにくそうにしてるオレを見て看護師さんが「手伝いますよ」ってオレのポークピッツ?(せめてシャウエッセンと言わせて)をつまんでくれようとしてるのを「いやいやいや、自分でやります!大丈夫です!」と。

一般病棟に移って、普通のトイレで用を足せるようになった時の幸せ感と言ったら。

こういう苦労は入院しないと分からないよね。

 

そして次に大の方ね。

基本は「おむつ」をしてるのでそのまんまやっちゃっても大丈夫と思われます。

が、大人になってさすがにそれは…。

つーわけで、これも大きい方をしたくなったら看護師さんを呼びます。

そのままトイレへ連れてってくれるのかと言えば、そうではありませんでした。(オレが入院した病院のICUの場合ね)

こういうの↓が部屋に置かれてあってね。

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ここにしろ、と。

 

別にしてるとこをじーっと見られてるワケじゃないからええんやけど、終わった後よ。

椅子の下についてる洗面器状の器にオレのう●こが当然入ってるワケ。

それを処理するのに持ってってくれるんやけど、当然それが丸見えやし。

てか、そういうのを見るのも患者の健康管理の一環でもあるんだろうね。

用を足す度に看護師さんから「便の方もだんだんと良い色とカタチになってきて、回復してるのが伺えますよ」なんて言われる。

それが20代半ばの若い看護師さんから言われるもんで、なんかう●こ見られる屈辱感との間で微妙な心境と言いますか、複雑な心境と言いますか。

そしてこれまた一般病棟に移って普通のトイレで一人でう●こを完結できる喜びね。

入院中は本当に普通では出来ない経験できたわ。

 

最後に。

ICU入院中は毎日1回、看護師さんが着替えのタイミングで身体を拭いてくれるのな。

着替え=おむつも含むからね。

下半身の着替え時なんかはおむつを外してズボンもぬいでいわゆる「丸出し」状態になってる中で、ほんま丁寧にポークピッツ(せめてシャウエッセンと言わせて)からケツの穴までキレイに拭いてくれる。

正直恥ずかしかったけど、看護師なのにこういうことまでするなんて、まさに白衣の天使は実在した!って思ったよ。

まあ陰で何言われてるんかは知らんし、言われてる内容を想像もしたくないけどね

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続・ご報告です

2024年02月15日 08時30分20秒 | 独り言

今日は2月15日木曜日。

なんて無い平日ですが、ブログ更新です。

取り急ぎご報告をと思いましてパソコンを起動しております。

会社は?

ハイ。休んでます。

そのあたりの経緯も含めて今からご報告したいと思います。

 

1月28日に「体調を崩していたけどもう大丈夫です!」みたいな記事を書いてからまた2週間ほどブログの更新が滞りました。

もしもご心配いただいた方がいらしゃれば申し訳ございません。

まったくパソコンどころかスマホすら触れない状況がしばらく続いておったもんで

では、前回のブログの続きのような形で経緯の方をご説明します。

 

1月28日(日)

高熱でブログ休んでたけどもう大丈夫ですと報告する。

 

1月29日(月)

1月25日に高熱時に病院でもらった抗生物質がまったく効果が無いので再度朝から病院に行く。

念のためレントゲンでも撮っておくことを医者に提案される。

(ちなみにこの時点でもう自力で病院に行くことが出来なくなってたので父親に病院に送ってもらった状態です)

 

1月30日(火)

確か朝7時過ぎだったと思うが、病院から電話が。

「昨日撮ったレントゲンの結果がかなり悪いです。このままでは命に関わりますので一刻も早く救急車を呼んで下さい。救急車が来たら私のクリニックに電話するよう伝えて下さい。状態は私から説明しますので」と。

なのでとりあえず言われるがままに救急車を要請。

救急隊員とクリニックの先生が何やら話ているがもうこの時点で意識が随分と怪しくなっていましたので一部記憶違いも含んでいるかも知れません

とりあえず我が家から一番近い大きな病院に搬送される。

何やら措置をされていたのはうっすら記憶にあるが、その中で「もうこの病院でこれ以上の措置は無理だからどこか受け入れてくれる別の病院を探して下さい」との声が聞こえる。

救急隊員があちこち電話してるっぽい声が。

で、結果同じ市内にある某大学病院で受け入れてくれることが決まったらしく搬送。

その後あまり記憶が無く、気が付いた時には…ICUに入ってました。

人生初の入院がいきなりICU。なかなか無い経験です。(←言うとる場合か)

 

結果から言うと多臓器不全を起こしていました。

原因は不明です。

オレの場合、悪い順に心臓⇒じん臓⇒肝臓⇒肺がヤバかったみたいです。

ある程度復活してICUから一般病棟に移った時に聞いたんやけど、某大学病院に搬送された時点でもうほぼ心臓動いてなかったって

こわー

一歩間違えれば死んでたかも…

てか、じゃあ最初にレントゲン撮ったクリニックの先生に言いたいんやけど、レントゲンなんてすぐに結果分かるんやからもっと早く連絡くれよ!何で次の日やねん!死んでたらどうしてくれんねん!って話ですがそこはもう言わないことにします。

 

ICUに居る間、透析を3回もしてました。

うち2回はまったく記憶にありません

首にぶっとい注射が刺さってて、抜けないように縫い付けられてましたがこれもいつされたのか記憶にありません

心臓への電気ショック?みたいな治療も2回しました。

「ちょっとビリっとしますので痛いんで、痛みを和らげるために眠くなる注射をしますねー」と、注射を打たれたところまでの記憶があるのだが、気が付いた時には誰もおらず。治療を受けた記憶は消え去っております。。。

けど、これ以外にも至れり尽くせりの治療をいただいたのは記憶にあります。

数々の点滴やら機械に繋がれたまさに24時間体制での看護。

さすがICU!

 

つーわけで、1月30日(火)に救急搬送からの入院。

2月6日(火)に一般病棟に移る。

そして昨日、2月14日(水)に無事?退院となりました

今度こそもう大丈夫です!

 

…なんて言えたらいいんですが、まだそんな状態ではありません。

まず一番悪い心臓の方がまだまだ治療が必要です。

今回救急搬送搬送されたので病院内では「救急」の部門?が担当?主幹?になっているんやけど、心臓を診てもらってる循環器内科の先生は「もう少し入院してもう少し慎重に経過を見た方が良いと思ってるけど、今回はこっちが主幹じゃないのでそこは何とも…」みたいな、大学病院の派閥に翻弄されている姿を垣間見た…。

まあ実際まだ肺に水がたまったままやし、肝機能障害も残ってるし、じん臓もまた3月に入ったら透析に行かねばならん。何より一番怖い心臓の方の機能がまだ良くはなってない。

循環器内科の先生の言い方をそのまま言えば「入院した時よりは良くなってます。が、今の数字が良いか悪いかと言えばまだかなり悪いですよ」と。

まず血圧が全然上がって来ない。

オレ、入院前は高血圧の部類だったのよ。(140~160くらい)

それが今は上が80くらいしか無いもんね

そして心房細動による不整脈もまだ続いている。

ほんま、退院して大丈夫なの!?って素人ながらに思う。

…てまあもう昨日退院しちゃったけど。

 

循環器内科の先生も退院の日に「もしかしたら近いうちにこちらからちゃんと調べるために検査入院という形で再度入院をお願いするかも知れません」言うてたわ。

先生いわく、「毎年の人間ドックでも引っかかったことも無く、酒もたばこもしないオレが何で急にこんなことになったのか、救急の先生方は調べようともしない。原因不明ってのが一番怖くて、いつどこでどんなダメージが心臓に起こる(起こっている)のかも分からない状態で退院なんて、こんな怖いことは無いですよ」って。

まあおしゃるとおりでございますが、こちらとしても病院側の言いなりなるしかないワケで…

 

つーわけで、退院はしましたがまずはとにかく安静にってことで今月一杯は会社を休むことにしています。

そして入院してた某大学病院にはこれから外来で通うことになってます。

めんどくさいけど、会社休めるからええか。(←だからそんなこと言うとる場合か!)

 

前回のブログでは復活なんて書いてたけど(自分で読みなおして、全然状態良くなってないのによくもまあ復活なんて書いたね!って自分で自分にツッコミました)、今回はまだ復活とは書きません。

ただ、自宅療養しているのでブログの更新は出来ます。

つーわけでまた今週末からしっかり更新の予定でおりますのでよろしくお願いいたします。

 

これでもしもまた週末更新が無かったらその時は…縁起でもない話は止めときましょ

コメント (6)
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