ひょうごの在来種保存会

会員さんも800名を越えました。活動報告を発信します。

220612「京の伝統野菜調査」⑥賀茂ナスの大野さん

2010年08月24日 | 保存会の現地研修会
会員さんの「出荷先は?」の質問に、
「出荷先は全国の料理屋ですわ。賀茂なすは市場に出しても、あまりいい値段は付きません。契約栽培(出荷)が中心になっています。今ならいろいろ平均すると1個3~400円ってところですかね。売れるかどうかっていうのは観光客の数によって変わってきますからね。京都によう来ちゃってください。(笑)」とタイガースの藤川のような笑顔。

大野さん http://www.kyoto-food.jp/item/kamonasu.php

さらに「肥料とかは・・」「「水やりは・・」との質問に
「肥料は多くやっていますよ。千両(よく出回っているナス)よりかなり多いですね。水も2日に1回はしっかりやっている。なんせ手間かけてます。」
「賀茂なすはすぐぼけてしまうんですわ。(ぼける・・・ナスの実の表面のつやが無くなる。暑くなるなど水分の蒸散に根からの水吸収が追いつかないと発生する)温度、水分、暑さ・・・いろいろ難しいです。このハウスも梅雨明けるとビニールとりますわ。露地になります。」

「ぼけなす」の語源ですわな。。。


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