ひょうごの在来種保存会

会員さんも800名を越えました。活動報告を発信します。

220612「京の伝統野菜調査」⑨堀川ごぼうの大谷さん

2010年09月02日 | 保存会の現地研修会
 堀川ごぼうはそもそも「聚楽牛蒡」と呼ばれ、聚楽第で豊臣秀吉が作らせていました。その後、堀川に植えられ、堀川ごぼうとなったようです。」
 う~ん・・・なんとも全く・・・京都というのはすごい話になりますな。。。なるのですが、このあたりはネットでたくさん話が出ていますのでココではカツアイ!!。
各自検索!!!

 大谷さんは、
 「ごぼうの良し悪しは肌のきれいさで左右されます。太くても炊いたときにやらこいのが特徴。泥と砂の混ざった土質がいいのだろうと思いますわ。」と、優しい丁寧な口調で教えてくださいます。
 「肥料も植える前にリンカーン(有機土壌改良剤)と苦土石灰だけであまりやりません。肌が汚くなります。植え方は1.2m幅の畝に40センチ間隔の2条植えです。こんなふうに・・・」
と、クワを使って実際の植え方を教えてくださいます。

 お聞きすると、あれ?苗を使ってらっしゃる。
 私がよく聞いたのは、もともと堀川のゴミ置き場に食べきれずに捨てられたごぼうが、そのまま生長した。横向きのままだったので、長さは伸びずに太くなった・・・と聞いていたので、植えて1年たったものを掘り起こし、それを翌年、横向きに植えて2年目に掘り起こすと思っていましたが・・・少し違うようです。

 大谷さん
 「JAから70センチ程度ものが届きます。これを少し切って、60センチくらいにして斜めに植えていきます。次のを植えると先がさっき植えたののお尻と少し重なるくらいですかね。だから株間40センチくらいになって、10アールで4000本くらい植えます。今(6月)植えると11月から掘り始めますね。」


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