アカペラな日々 - "Sakata Coro a Cappella" Since April 9, 2009

合唱団"Sakata Coro a Cappella"で指揮の傍ら作曲・編曲,たまに歌に励むOyaji。の活動&日常

遊佐混声合唱団 定演は終了

2008年12月19日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
心配していた遊佐混声の定演も無事終了。
中央公民館のホールには500名強の定員に対し400名以上が入り,今までで最高だったとのこと。
といっても,第3部の「ミュージカル・コレクション」のステージで活躍していただいた子ども合唱団「スマイルキッズ」のご家族とか踊っていただいた高橋ダンスクラブの関係者が多かったのもあるだろう。
私の知り合いも何名か聴いてくれ,励ましの言葉もいただいた。

個人としては,たった1ヶ月の練習で,難曲もまあまあ歌えたが,1部の組曲で高音部がガナリ気味,それを反省した3部は高音部と暗譜できない部分で「クチパク」が多かった。

自分のパート(ベース)は,1ヶ月前の入団時に,全てちゃんと音取りのできている人はいなかったが,私も常に注意させてもらったが,本番には何とか修正でき,まとまりができてきたとは思う。

全体でも,練習時にピッチの下がる場面も多かったが,やっぱり途中で口出しさせてもらったりして,当日は大きな問題は露見しなかったように思う。

ただ,やはり当日近くまで「出方」「きり方」「ピッチ」とか言っているようでは,本来の音楽作りには届かない場合が多く,次回にどう生かすか考えないといけない。
遊佐混は,良くも悪しくも名ソプラノである指揮者が美しい声と美しい心で引っ張っている団体だ。
そのため,私のような理屈っぽい指揮者然とした外来者?が突然に「ピッチ」「アインザッツ」「音楽表現の裏側の作曲者の意図」云々と言いはじめた時,色々と問題を投げかけてしまうことになりかねない。

もちろん,指揮者は地元では(私たちの仲人もしてくれた)田中ご夫妻を含めた数少ない「尊敬される音楽家」の一人だ。
だから,彼女と,遊佐に集う優秀な歌い手たちをさらに生かすよう,自分の力も出さなれば,と思っている。

ともかく燃え尽きで病んできた私が,また少し燃え尽き気味のため,これからのことを色々と考えている。
団の活動は2月まで冬休みとのことであり,やはり作曲・編曲とか,選曲(これは役割外の趣味というか生き甲斐)などになっていくのだろう。