アカペラな日々 - "Sakata Coro a Cappella" Since April 9, 2009

合唱団"Sakata Coro a Cappella"で指揮の傍ら作曲・編曲,たまに歌に励むOyaji。の活動&日常

Singer Song Wrighter Lite9を6からアップデート,というか本当はインストール

2022年01月10日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
昨日,かなり久しぶり(新型コロナ前以来)Singer Song Wrighter Lite(以下SSWLという)を使おうと思ったら..デスクトップPCはゲーマー息子の払下げ品,ノートPCはWindows10のクリーンインストール(フォーマット)となり,どちらもスッカラカンだ(笑)

以前のSSWL6をWindows 10にインストールした日記にも書いたが,サポート側は「本来はサポート終了」とのことだが強行突破,1回限りのアクティベーションを手作業で行い使用したのだった。

今回も「こちらを最初に」的なのをインストール,本体をインストールして,最後にアクティベーション..と思ったが,それは1回限りのものだった。

で今回はVer.6の新規インストールは不可のため,実は別に買って温めておいた?Ver.9をインストール,新品なので自動のアクティベーションまでスイスイ,不安だったが2台(回)目まではokだった。

さて,今回(たぶん)Windows7か8あたりにSSWLが入っていて,私とは逆順にWindows10にアップグレードされた話をいただいたが、サポートは数年も前に(とっくに)終了しているし「Ver.6 64bitアップデーター」も提供されていない。

となると,方法はダメ元で2種類。
1.私と同様に製造・提供元の「インターネット社」に泣きついて何とかしてもらう(ファイルは1GBもの大容量です)

2.アクティベーションの部分は私では何ともならないが,1GBのファイルは私が提供する?
 ※実は昨日たまたま,パソコン間のファイル移動が面倒で,DVD-Rを焼いたばかりなんです(しかも使用できないのでゴミ箱にポイッとしたのだけど,まだそこにいた!)

てことで,これを読んだご本人様,「インターネット社」に問い合わせ(ゴリ押し?)のうえ,さらにだめなら私の所にコメントください。
コメントの返信もお読みください。

気の毒すぎるカリタス小学校の子ら..きっと,Ubi caritas et amor.

2019年05月28日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
カリタスと聞き,すぐに思い浮かんだ。
ラテン語の「カリタス」は..
私の知るタイトル,
Ubi caritas et amor, Deus ibi est.
慈しみと愛のあるところ、神はそこにおられる。

caritasは慈しみの意味だ。
校名は「慈しみの小学校」とでも言えようか。
判断パニックに知っているものだから,半端に悲しみが深く,辛い思いだ。

作曲はモーリス・デュリュフレ,生没とも20世紀のフランスの人だ。

Youtubeより
1.楽譜の流れる方

2.映像のある方

楽譜は混声だけど,古式に則り男声で歌っています。

岸洋子 ラ・ノビア(La Novia..花嫁)

2019年01月02日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
岸洋子,一般の方はなかなか思い出すことのない名前かも知れない。
我が酒田市の排出したシャンソン歌手で,私の高校の先輩,というか音楽部の先輩でもある。
逸話だが「岸洋子は東京芸大に進んだが部活を一度も休んだことがない」と言われている,私はデートしたいがため一度だけ休んだ(どうでもよし)
家の前の新井田川(にいだがわ)のほとりでよく歌っていたそうだ,その川岸を私はデートで相手を自転車の荷台に乗せて二人乗りした(無視してください(笑))
彼女は芸大の大学院まで進んだが,難病を発してオペラ歌手を諦めることとなった。
その後,誘われてシャンソン歌手に転向,やがて「夜明けのうた」や「希望」が大ヒットし,不動の位置をしめることとなった。
 ※その題名を取り,酒田市民会館のホールは「希望ホール」という,ネーミングライツではない。
幼少時,姉たちが岸洋子のレコードを聴いていたが,私はフランスからイタリアあたりの情緒があふれる「想い出のソレンツァーラ」が好きだった。
いま聴くと,このヨーロッパの音楽は,実際より岸洋子側に寄っていて,もっとアップテンポなのが良いと思わせる。

最近,ラ・ノビアを聴いた。原題はスペイン語で「花嫁」という。
私の生年にチリで生れ,イタリアを経由して世界に広まったそうだ。
たまたま,私の高校の音楽のテストの選択曲になっていた。

本意でないと結婚に際し花嫁が「祭壇の前に立ち偽りの愛を誓う,十字架に口づけして神の許しを願う」と歌う詩が,ローテンポの曲と見合い,岸洋子の大人で低い声や技術と調和していて胸を揺さぶる。

岸洋子 ラ・ノビア




バン・バン いちご白書をもう一度

2018年11月14日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
ともかく暗い,内容が言い訳だ。
だけどかなり聴いていた。
いちご白書が何だか知らなかったし,才能あふれるユーミンの曲でなく,バンバンの曲かと思っていた。

でも,共通点があった。
髪を伸ばしていたけど,私も嫌々だけど就職が決まって髪は切らざるを得なかった。
肩まであったのだけど..

バン・バン いちご白書をもう一度




ポジティブ太郎? NHKコンクール山形県,聴けるほどのものでは..全国でも

2018年11月01日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
あまりマトモな文章を書けないのでゴメンなさい。

しばらく前,Nコンの山形県大会の演奏を聴いた。
高校の部の話になるが,女声だらけで聴くところがなかった。
心にも響かない。
昨年の実績で東北へは3枠あるのだが,「それで代表か」という演奏だった。

何度も書いてきたが,合唱に「立派な声」は不要だ。
たとえ拙くとも,声を合わせられるのがよろしい。
それで合格なのは県内では鶴岡北だけかな,好きではないが。

それを含めて思うのは,アカペラ曲の音程だ。

という前に,
1.女声にもアカペラ曲?という従来的な疑問
2.なぜ女声はピアノ伴奏が外れる途端に音程がおかしくなるのか

1.の前に,そもそもNコンの女声は3声部,混声は4声部であり,技術ハンデがあることを指摘しておく(女声不利の意味ではない)
女声にアカペラが困難に聴こえるのは,作曲・編曲家の下手さにも起因している。
西洋の曲の前では,女声のアカペラに問題は感じない。
ところが,そもそもがおかしく聴こえるのは何故だ。
それはピアノ伴奏という平均律に慣れすぎているから。
ピアノというタガが外れた時,単純に声だけの美しい音楽を追求すればよい。

下手は下手だが,私のところでは,ドミソわ出すときに,ミの位置をいじっている,というか認識させている。
全国大会のお嬢様演奏でも,ポイントは同じだ。
アカペラ曲を課題曲に採用した年は,必ず違和感を感じていて,それをクリアしてくる学校は,未だない。
さらに3声部でベース音もないのだから,こういう年は間違いなく混声の学校が金賞になる。

結果,私の涙が流れるのは今年も混声の高校となるのだった。
(それ以外の理由もいろいろとあるけれど)

東京/マイペース (東京という曲です(苦笑))

2018年10月25日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
もともと好きな曲だったのだけど,付き合っていた女性が東京に行ってしまい,リアルになってしまった。
けれど,続かなかった。
「君が咲く花の東京」は全くその通りだったけど,私には何もなく,思い出と等量の悲しさが残った。

東京 マイペース (フルコーラス)




さらば青春 小椋桂

2018年09月14日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
みんな,青春はこれからだというのに退廃的にこの曲を歌っていた。
この,マーチンだかギブソンだかのギターのイントロは大好きで,友人のギターに合わせて歌っていた。
そして間もなく,青春の入り口にいた私は突然に出口にいることとなり,自分自身が退廃的に歌った。

もう歌わないぞ。決めたそばからまた歌っていた気がする暗い暗い青春の歌だった。

さらば青春 小椋 桂


金銭的には,かなり厳しかったが,小椋桂のアルバムを何枚か買った。
自分の思いを乗せて,音楽室にてレコードを流した,非常に優秀な二人の女子が話を聞きながら,アルバムも聴いてくれた。
まだ18歳の,私の青春の卒業式のようだった。

あぁ、校歌、、特に高校の

2018年08月11日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
今日は甲子園で東北勢が兵庫県勢と2試合連続で当たる日なので、真面目に?TVで観戦している。
が、職業病か「ながら」でブラスの音とか校歌とかチェックしてしまう。
ま、ブラスは指揮者の耳、校歌は作曲者の耳で聴いているかな?

で、本題の校歌なのだけど「それで金をもらったの?」と言うものばかりだ。
一部はきちんとしているし、お金は内部者の作なので「ロハ」なのもあるだろうけれど。

何にしても、あれだけザッとした準軍歌調みたいのだったらだれでもできるわ、、、
ちなみに、書きながら歌詞なしで歌ってみたら、仮想校歌がスラスラでてきた。
1分とはかからん。

とは言え、実績のないアマチュア親父に依頼するところはないだろうけれど(笑)

Plein Soleil 太陽がいっぱい/アラン・ドロン

2018年08月03日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
世紀の美男,アラン・ドロン。
その処世の作が「太陽がいっぱい」だ。
私がその存在を知ったのは,姉のモジュラー・ステレオから流れるテーマ・ソングからだった。
半裸のドロンが写ったカバー,とても明るいタイトルに,やりきれない暗さを持ったテーマ・ソング。

タイトルの"Plein Soleil"は真夏の太陽とかカンカン照りの意味だそう。
ドロン演じる主役は,やがて死ぬ。
少年の私は知らなかったが,そんな運命からか,テーマ・ソングがマイナーなのだろう。

Plein Soleil - 太陽がいっぱい



あの歌はもう唄わないのですか/風

2018年07月25日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
高校生の頃,女性の悲しい心理を歌ったこの曲が流行った。
それを妄想的に歌った,全曲を暗譜できるくらいに。
やがて時はたち,存在すら忘れてしまう。

私に悲しいときが来た時も,憧れた相手を思いつつ歌っていた。
のに,人間は忘れてしまうものだ。

あの歌はもう唄わないのですか/風


私の髪も肩に届くくらいはあったのだよな。
1か月後には切ったけれど。

当時の男どもが思いそうな女性を見事に描いている。
三十年以上も経った今,世にそんな女性は居やしない,皮肉だな。
女性の「私にとっては思い出なのに」という思いは,今や男どもの言葉になっているのかも知れない。

Ave Verum Corpus (Francis Poulenc) プーランク 女声三部合唱

2018年07月24日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
今年,私のイチ押しの曲,フランシス・プーランクのアヴェ・ヴェルム・コルプス。
近年,プーランクの発する調性があるんだかないんだか(無調か)わからない世界にはまり込んでいる。
そしてこの曲を今週から練習することに。

最初は完全にマイナー,それが美しい。
彼にとって神もマリアもただ美しく賛美する存在ではなく,常に憂いに満ちているようにみえる。
途中から展開し,移調したかと思えばさらに移調したりしていなかったり。
そこら辺は聴き手を疲れさせず自然に軽やか,である。

歌い手も,最初は美しく入れるだろう。
また,展開部からはプレーンな歌い手はついてくるが,悩み多き女性は,迷路に入っていくだろう。
そして私から指摘されて凹んだりもするが,だんだんに美しさの虜になって,最後は楽譜の求める音楽になるのではないか。
混声の「Salve Regin」の初っぱなからの無調に耐えた?のだから。

さて演奏は,チェコの女声合唱で,人数もだいたい私の所と同じ人数だ。
なかなか出来る人たちで,声を張ってもハモッているのが素晴らしい,高音はちょい荒い(風呂の中,ではありますが)
Ave Verum Corpus (Francis Poulenc)


シューマン『ミルテの花』Op 25 より「はちすの花」(はすの花) 歌 ヘルマン・プライ

2018年07月23日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
私が歌った時は「はちすの花」だった。
高二の秋,たぶんこれが最後の試験曲,まだ自信と希望に満ちていた。
6拍子で,始めと終わりが全く印象の異なる歌だな,と感じていた。
大まかに三通り,曲を音で変えていくと,着地点に収まる曲でもある。
だから,変な色付けをしない方が望ましい。

この頃,教師からは評価も得ていた,合唱の指揮者でもあったし。
のびのびと自分の好きに歌っていた。

実はこの曲,シューマンが結婚前,クララに捧げたものだという。
私が女性に曲をプレゼントすると別れる,というジンクスがあり,恋愛の歌はここ40年(笑)作ったことがない。

Hermann Prey; "Die Lotosblume"; Myrten-Lieder; Robert Schumann



曲は抑揚が利いた状態で進行し,最後は一気にピークへもっていく。
シューマンも,結婚前の抑え気味な心を解放するように作ったのかもしれない。

歌ったヘルマン・プライは派手ではないが,ほんのり香のする歌と雰囲気で,心落ち着く。
ドイツ・リートを初めて歌った頃,プライのレコードを買ったっけ。
正統的で厳格なするディートリッヒ・フィッシャー・ディースカウに比べると音楽が曖昧だが味はある,というところだ。