こんばんは。
伊藤裕子です。
私がコーチングを学んだときに講師に言われたこと。
「心理学は学ぶな」
カラーセラピーを支えている学問のひとつが心理学なので
「ほほーう」と聞きながら、彼がそう言った理由を考えました。
それは…
心理学の中には、しばしば人をパターンで分類するものがあります。
代表的なものをあげるとすると、ユングのタイプ論。
人を大きく
内向的な人・外向的な人
にわけ、さらに
思考タイプ・感情タイプ・感覚タイプ・直感(直観)タイプ
と分類していきます。
全部で8タイプに分けられるということね。
私がパーソナルカラーやカラーセラピーを学びはじめた頃、
心理学を学んだという人との間にこんな会話がありました。
彼女「あなたは外向タイプだよね」
私 「え?でも私、内向的な面もけっこうあるよ。
ひとりの時間が欲しいし、何で生まれてきたのかとかよく考えるし」
彼女「いやいや。私、心理学勉強したから!
あなたは絶対外向タイプだよ。
明るいし、人ともよく話せるし。絶対そう!」
決めつけ、押し付けられている感覚に、私は嫌な気持ちになりました。
みなさんも、似たような経験はありませんか?
イメージしやすいのは、血液型かな。
「O型かぁ。おおらかで大雑把な…ね」
「AB型なんだ~。二重人格なわけね~」
本人が「そんな面もあるな」と自己認識しているのなら、
きっと笑って受け流す。
でも、そうじゃなかったら…
「世の中には4タイプの人間しかいないなんておかしいじゃないかーーーっ!!」
となりませんか?
私は少なからず、この叫びを聞いたことがあります。
自分という人間はひとりですが、
人は自分の中にいろいろな顔を持っています。
娘の自分、妻の自分、主婦の自分、会社員の自分、
学生の自分、○○君の恋人の自分、△△君の元カノの自分、
☆☆ちゃんの友人の自分、♡♡ちゃんの友人の自分…
相手、場所、立場、年齢、環境、状況によって、表に出てくる自分は千差万別。
そのすべてをひっくるめて、自分なわけです。
だから当然、
外向的な私も内向的な私も存在する。
そのパーセンテージが、人それぞれ違うだけのこと。
だから、
こうじゃなくて
こう!(この例はイメージよ)
これがまさに、心理学の落とし穴なわけです。
《あなたは1/8のどれかのタイプ》ではなく、
《8タイプがどう混在していて、そのどれがどんな時に出てきやすいタイプなのか》
ということ。
それならわかるかな?
まぁ、いくつに分類するかだって、作った人によって違うんですけども。
それがわかっているだけでもね、
コミュニケーションが豊かになるよね
決めつけをやめると、相手が深く見えてくる。
伊藤裕子でした♡
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伊藤裕子です。
私がコーチングを学んだときに講師に言われたこと。
「心理学は学ぶな」
カラーセラピーを支えている学問のひとつが心理学なので
「ほほーう」と聞きながら、彼がそう言った理由を考えました。
それは…
心理学の中には、しばしば人をパターンで分類するものがあります。
代表的なものをあげるとすると、ユングのタイプ論。
人を大きく
内向的な人・外向的な人
にわけ、さらに
思考タイプ・感情タイプ・感覚タイプ・直感(直観)タイプ
と分類していきます。
全部で8タイプに分けられるということね。
私がパーソナルカラーやカラーセラピーを学びはじめた頃、
心理学を学んだという人との間にこんな会話がありました。
彼女「あなたは外向タイプだよね」
私 「え?でも私、内向的な面もけっこうあるよ。
ひとりの時間が欲しいし、何で生まれてきたのかとかよく考えるし」
彼女「いやいや。私、心理学勉強したから!
あなたは絶対外向タイプだよ。
明るいし、人ともよく話せるし。絶対そう!」
決めつけ、押し付けられている感覚に、私は嫌な気持ちになりました。
みなさんも、似たような経験はありませんか?
イメージしやすいのは、血液型かな。
「O型かぁ。おおらかで大雑把な…ね」
「AB型なんだ~。二重人格なわけね~」
本人が「そんな面もあるな」と自己認識しているのなら、
きっと笑って受け流す。
でも、そうじゃなかったら…
「世の中には4タイプの人間しかいないなんておかしいじゃないかーーーっ!!」
となりませんか?
私は少なからず、この叫びを聞いたことがあります。
自分という人間はひとりですが、
人は自分の中にいろいろな顔を持っています。
娘の自分、妻の自分、主婦の自分、会社員の自分、
学生の自分、○○君の恋人の自分、△△君の元カノの自分、
☆☆ちゃんの友人の自分、♡♡ちゃんの友人の自分…
相手、場所、立場、年齢、環境、状況によって、表に出てくる自分は千差万別。
そのすべてをひっくるめて、自分なわけです。
だから当然、
外向的な私も内向的な私も存在する。
そのパーセンテージが、人それぞれ違うだけのこと。
だから、
こうじゃなくて
こう!(この例はイメージよ)
これがまさに、心理学の落とし穴なわけです。
《あなたは1/8のどれかのタイプ》ではなく、
《8タイプがどう混在していて、そのどれがどんな時に出てきやすいタイプなのか》
ということ。
それならわかるかな?
まぁ、いくつに分類するかだって、作った人によって違うんですけども。
それがわかっているだけでもね、
コミュニケーションが豊かになるよね
決めつけをやめると、相手が深く見えてくる。
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