幸せのカケラ

人と違っていい。
自分らしく生きる自分を好きでいていい。
笑顔で毎日を過ごす人が増えることが、世界平和への秘訣。

素直な気持ち

2005-10-28 22:17:58 |  ├カラーセラピー
私は小さい頃から「素直ね」と言われてきました。
でも、その言葉を本当に素直に受け入れることができたのは実はごく最近です。
それまで私は「素直」というのは悪いことだと思っていました。

子供っぽい・単純・言葉の通りに受け取ってはいけないことなのに受け取ってしまう事実…

素直でいてはいけない。
素直すぎると人を傷つける。
素直なのは幼い証拠。
ずっとずっと、それは自分の欠点なのだと思っていました。

ところがある日、
「とっても素直なのね」
とカラーセラピーで私の選んだ色を見て言った人がいました。
そしてその横でもう一人の人も
「私、あなたに初めて会った時とっても素直な人だなと思った」
と言いました。

その言葉たちは私の中にストンと入ってきました。

あ…なんだ、素直でいてもいいんだ。

おそらくそう言ってくれた二人には何の他意もなかったと思います。
でもきっと、それが良かった。
悪意がまったくなく、むしろ褒め言葉として言ってくれたのが私に伝わってきたからでしょう。

その時、私は自分というものを受け入れることができるようになりました。
素直な自分
へなちょこな自分
優等生じゃなくても、完璧じゃなくてもいいのだということ。

自分を受け入れられるようになると、他人も受け入れられるようになりました。

ではどうして私は「素直」が悪いことだと思っていたのでしょう。
それは今まで自分に対して言われた「素直ね」の言葉の中に少なからず皮肉を感じ取っていたから。
そしてもうひとつ。

私は「素直であることが受け入れられた」と母に告げました。
その時母が言ったひとこと

「そうよ、あなたは良くも悪くも素直なんだから」

ああ、なるほどね。
私はこの「良くも悪くも」の「悪くも」に引っかかっていたんだなと思いました。
「良い」ところもあるけれど「悪い」ところもあるのだということ。
そうか…悪いのか。
そしてそれはいつの間にか「素直=悪いこと」に変換されていたようです。
母に悪意はありません。
私のいいところも悪いところもすべてを受け入れてくれる人だから言ってくれる言葉。
愛情をもって素直に私を受け入れてくれる一番の人だからこそ出てきた言葉だと思います。
そういうふうに考えられるようになったから、私は母の言葉も素直に聞くことができました。

カラーセラピーは自分を許し、受け入れる手助けをしてくれます。
そして癒してくれるのです。
気持ちがとっても楽になります。

素直な私は素直な自分を尊重して、これからも素直な気持ちで生きていきます。

コメントを投稿