一雨一雨ごとに、境内の緑が生い茂ってきます。
イチョウの木もこの通り、すっかり青々しくなりました。
その根本では…。
住職と副住職が玉砂利の間から伸びる草を、一つ一つ摘み取っています。
ここに生える草は、引っ張ると根っこからスルっと抜けるものが多いので、個人的には好きな作業場所なのですが…目を離すと道路へ一直線の龍くんがいると助っ人にもなれず(困)
体勢が低く、腰を痛める作業なので、体の重い男性には特にキツイお仕事の一つです。
これから、この青々と生い茂ってきた若葉が落葉し、すべてを袋詰めして掃除し切る冬になるまで、外の作業が延々と続きます。
大変な肉体労働ですが、愚痴の一つも言わずに黙々と作業をする住職と副住職の姿に、身内ながらいつも感嘆しています。
その2人の背中を見て育つ龍くんが、これから何を思い、どんな背中を見せてくれるようになるのか。
母は今から楽しみです。