つるが三山から

敦賀市の野坂山・岩籠山・西方ケ岳を登り、国内外の山や世界遺産を訪れて紹介します。

キルギス パミール山脈のレーニン・ピーク(7134m)に挑戦

2017-08-29 15:33:26 | 海外の山

キルギス のレーニン・ピークに挑戦しましたが、C3の上部約6200mで敗退しました。

 アチク・タシ・ベース・キャンプ(約3600m)付近からのレーニン・ピーク(7134m)

1.期 間:2017(H29)年08月03日(木)~08月27日(日) 26日間

2.参加者:国際山岳ガイド:平岡 竜石

  一般:東京都のYさん (69歳)、静岡県のKさん(67歳?)、埼玉県のSさん(57歳)

         福井県の田路 繫男(74歳)

  現地ガイド:ビシェフ (48歳) ネパール人(カトマンズ在住):出稼ぎに来ている

3.日 程 毎に

◎ 08月03日(木)

 成田空港(12時20分発)⇒(22時15分着)(時差16時15分)モスクワ(21時55分発)⇒

◎ 08月04日(金)

 ⇒ (01時55分着)(時差04時55分)キルギスのビシュケフ(08時10分発)⇒(08時50分着)オシュ:ホテル宿泊

 ビシュケフの空港での参加者

◎ 08月05日(土)

 オシュ⇒マイクロバス⇒アチク・タシ・ベース・キャンプ(3600M) 約5時間半(280㎞)

 

        

 途中路肩でスイカ・ウリなどの果物や野菜を販売しており、運転手はスイカを10個余とウリを購入。

 BCでは黄色のカマボコテントに2人づつ入る。内張りが有り、スポンジマットを敷いて快適。

 現地ガイドのビシェフが紹介される。

◎ 08月06日(日)

 ≪高度順化≫

 高度順化で向い側の支尾根を登る。約4200mで引き返す。昼食後には温水シャワーをする。

◎ 08月07日(月)

 高度順化で向い側の支尾根を登る。約4400mで引き返す。昼食後には温水シャワーをする。

◎ 08月08日(火)

≪BC⇒C1(4400M)

 シュラフや食料等重い荷物は馬で荷揚げ(1kg当たり3ドル)

 此処までは草原の道、岩壁の右側には多くの遭難者プレートが有る。急な道に成る。

 温度が上昇して水量が増加、馬に乗り渡渉、一人5ドル。

 C1の個人テント(BCと同じ仕様)レーニン・ピークは近くに迫る。

◎ 08月09日(水)

≪高度順化で向いのピークへ≫

 C1個人テントとレーニン・ピーク

 高度順化でユーキンピーク(5120M)に登り

◎ 08月10日(木)

≪ C1休養 ≫

 個人用テントでゴロゴロ、食事とトイレとサウナ(1時間25ドル:4人で使う)

 トリの唐揚げと野菜炒め

 蕎麦の煮た上に肉と野菜炒め、キュウリサラダ

◎ 08月11日(金)

≪ 降雪が有り天候不順でC1滞在≫

 スープと鶏肉野菜炒め

◎ 08月12日(土)

≪ C1⇒C2(5300m) ≫

 C1からは高所靴を履き、モレーンを歩く。氷河の下部でハーネスとアイゼンを付け、アンザイレンをする。広く長い氷河雪壁を登る。

 C2(5300m)はガレ場に張り付いて設置されていて、テントの底はゴツゴツして痛い。

◎ 08月13日(日)

≪ C2⇒C3(6100m)⇒C2 ≫

 高度順化でC3をタッチしてC2へ戻り宿泊

 C2からの登り

 C3(6100m)多くのテントが積雪の下に沈んでいる。スタッフが一部を掘り出してくれた。

 C3奥の(頂上側)ラスデルナセ・ピーク(6148m)へ登る。

◎ 08月14日(月)

 ≪ C2⇒C1 ≫

 氷河雪壁を下る。

◎ 08月15日(火)

≪ C1休養 ≫

 サウナに入る

◎ 08月16日(水)

≪ C1⇒C2 ≫

 08月17日(木)

 ≪ C2⇒C3 ≫

 現地ガイドのビシェフ

 C3(6100M)のSさん。

◎ 08月18日(金)

 ≪ 強風のためC3待機 ≫

Sさんは、指の凍傷に罹ったとビシェフを伴いC1へ下山した。

◎ 08月19日(土)

 ≪ C3⇒約6200で頂上は残念⇒C3⇒C1>

 C3を5時半頃出発、青空ながら風は強く冷たい、テスデルナセ・ピークを越えて、鞍部に下り少し登った処でトイレをした。良し登るど気合を入れて歩き始めたが、動きがギクシャクして前に進まない、Hガイドがドンドン離れる。それでも足は上がらない。Hガイドに下山することを伝える。

C3まで戻り、温まった処でC1へ下山した。下山は他の隊員と変わらずにC1へ着いた。

◎ 08月20日(日)

≪ C1休養 ≫

◎ 08月21日(月)

≪ C1⇒BC ≫

 BCにも新雪が少し

 マーモットが日向ぼっこ

 ヤク

◎ 08月22日(火)

≪ BC⇒オシュ ≫

 BCの朝、Yさん

 オシュの夕食、ステーキも薄く固い

◎ 08月23日(水)

≪ オシュ⇒ビシュケフ ≫

 このホテルで三泊 

◎  08月24日(木)・25日(金)

≪ ビシュケフ滞在 ≫

 早く下山したので、飛行機を早くと探したが満席で、当初の予約したものしかなく。観光とショッピングで過ごす事になった。

 街の公園やホテルその他至る所にバラの花が植えてある。

 大きなどんぐりの実がなる、街路樹が沢山

宿泊したホテルの地下室で、遺跡発掘の調査作業がされていた(T大学の先生他数人)

 銅像やモニュメントが好きな国、あっちこっちに立っている

 市場の売り場

香辛料色々

 豚足

 果物の乾物

◎ 08月26日(土)・27日(日)

 ≪ ビシュケフ⇒モスクワ⇒成田⇒敦賀 ≫

 モスクワ空港は雨でした。

以上


仙丈岳から塩見岳

2017-08-01 18:16:54 | 南アルプス

1.年月日:2017(H29)年07月27日(木)~30日(日)

2.概要

  27日(木)の早朝に福井を出発して、中央道の伊那ICから長谷村の仙流荘に着く。上部は満車で下の駐車場に入る。南アルプス林道をバスで北沢峠の太平山荘で下車。薮沢コースを登る。馬の背ヒュッテを経て仙丈小屋(泊)

 28日(金)仙丈小屋から仙丈岳(3032.6m)に登り、仙塩尾根を歩く。伊那荒倉岳、独標、野呂川越、三峰岳とアップダウンを繰り返し、岩稜も有り、高山植物を見ながら熊ノ平小屋に着く(泊)

 29日(土)熊ノ平小屋から安倍荒倉岳、新蛇抜山、北荒川岳、北俣岳分岐、塩見岳東峰(3052m)、西峰(3046.9m)、塩見小屋、本谷山、三伏山そうからして三伏峠小屋(泊)

 30日(日)三伏峠小屋から鳥倉登山口へ。バスで大鹿村小学校まで下り、タクシーで長谷村の仙流荘に着いた。風呂に入ってから帰福した。

3.記録(写真)

  ≪ 7月27日 ≫ 曇り一時小雨 *仙流荘⇒太平山荘⇒薮沢コースを仙丈小屋

◎ 仙流荘横のバス停

◎ 太平山荘

 丸太の渡渉

 ヨツバシオガマ

 沢沿いの残雪

 クルマユリ

 グンナイフウロ

 ナナカマド

 アオノツガザクラ

 キバナノコマノツメ?

 ハクサンフウロ

 ウサギギク

 モミジカラマツ

 マルバデケブキ

 シナノキンバイ

 タカネヨモギ

 カラマツソウ

 ハクサンチドリ

 ハクサンイチゲ

 キンバイに小さな虫が蜜を吸っている

 馬の背ヒュッテ横

 ハイマツの雄花

 ハイマツの雌花

 ガスの下付近に仙丈小屋、もう少し

 シャクナゲが沢山

◎ 仙丈小屋

 

 ≪ 7月28日(金)≫ 曇り一時小雨 * 仙丈小屋⇒仙丈ケ岳⇒野呂川越⇒三峰岳⇒熊ノ平小屋

◎ 仙丈小屋から上部

 甲斐駒ケ岳、その奥は八ケ岳

 アオノツガザクラ

 ミヤマシオガマ

◎ 仙丈岳

 

 タカネツメグサ

 ウスユキソウ

 イワベンケイ

 シャクナゲ

 テガタチドリ

 岩稜を登る

 チシマギキョウ

 イブキジャコウソウ

 イワオウギ  

 キンロバイ

 チングルマ

 ハクサンチドリ

 チングルマ、イワカガミ、こけ?

 ツマトリソウ

 ノギラン

 ゴゼンタチバナ

 バイケイソウ

◎ 伊那荒倉岳

◎ 独標

 タカネバラ

◎ 横川岳

 野呂川越

 岩稜を登る

 

◎ 三峰岳

 

  タカネヤハズハハコ

 ハクサンフウロ:白花も

 イワツメグサ 

 グンナイフウロ

 

 熊ノ平小屋から間ノ岳方向

 

 ≪ 7月29日(土) ≫ 曇り一時雨 *熊ノ平小屋⇒北荒川岳⇒塩見岳⇒本谷山⇒三伏峠小屋

◎ 熊ノ平小屋

 塩見岳は遠い

 バイケイソウの群落

 イブキジャコウソウ

 塩見岳が時々顔を出すが遠い

 タカネコウリンカ 

 下り

 塩見岳への登り

 ミヤマオダマキ

◎ 塩見岳東峰(3052m)

◎ 塩見岳西峰(3047m)(こちらに三角点が有る、百名山)

 ミヤマシオガマ

◎ 塩見小屋 (トイレは携帯トイレ)

 エゾシオガマ

 本谷山

 

 

◎ 三伏山

◎ 三伏峠小屋

 

 ≪ 7月30日(日) ≫ 曇り一時小雨 * 三伏峠小屋⇒鳥倉登山口

◎ 三伏峠小屋

 オサバグサの実

 カニコウモリ

 バイケイソウ

 センジュガンピ

◎ 鳥倉登山口

 久しぶりに良く歩きました。人は少なく静かで楽しい山旅でした。

以上

  ◎ 8月はブログ更新を休みます。