庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

厚生大臣殿にお願い

2007-01-31 13:05:10 | Weblog
柳沢厚生労働大臣批判の第2段である。優柔不断の安部総理は、柳沢大臣の発言に関して「大臣も反省している。その上に立って職責を果たしていくことによって国民の皆様の信頼をまた得るべく努力してもらいたい」と発言しているが、厚生労働大臣といえば、「少子化対策」や「労働時間」等の問題についての重要な立場である。
「女性は子供を産む機械」との発言自体問題だが、柳沢大臣も安部総理も根本的問題がわかっていないと思う。
大臣発言を100%容認したとしても、何故、少子化なのか?何故、子供が生まれないのか(できないのか)?ここから考えてほしい。
全国には、子供を欲しくても病気などで産むことのできない人たちがたくさんいることを、そして、健康であっても、収入などの問題から子供を作ることのできない夫婦がいるのではないだろうか?
厚生労働大臣は、「生めよ、増やせよ」の発想はやめていただきたい。安心して子供を産み。育てる環境の整備が国の役割であり、担当する厚生労働大臣の役割ではないだろうか。大臣が陳謝してすむ話ではない。そもそもの考え方が違う人には辞任していただくのが最良の選択ではないだろうか。

柳沢伯夫大臣

2007-01-31 07:00:18 | Weblog
柳沢厚生労働大臣の「女性は子供を生む機械」の問題発言から、この通常国会初期のヤマ場を迎える。野党の民主党や社民党は柳沢大臣の辞任要求を提出・・・
そもそも、何故?安部総理は柳沢伯夫氏を「厚生労働大臣」に任命したのだろうか?
柳沢大臣は問題発言に対して陳謝しているが、女性に対しての「蔑視的」な深層心理があるから、このような発言につながったのではないだろうか?この問題の一番の解決方法は、柳沢大臣が自ら安部総理に辞任届けを出すことだろう。野党の辞任要求を拒否し、国会の審議を野党が拒否した場合、大事な審議かできない。野党にも審議拒否をすることのないようお願いしたい。
安部内閣の閣僚達のいろいろなスキャンダルを解決し、夏の参院選に向けて、自民党が議席減を防止するには、国会開催中であっても「内閣総退陣」を実施し、新しく組閣することが必要でると思う。しかし、優柔不断な安部総理・・・そんなことはできないだろう・・・

中国ODA

2007-01-31 06:11:07 | Weblog
昨日の日本共産党の機関紙「赤旗」を読むと、中国国家主席がいまアフリカ諸国を訪問しいてるとのこと。赤旗ではアフリカへの経済支援を称えているが中国は、アフリカでのリーダーシップが狙いだろう。
面白いことに、宇宙開発など世界の先進国である中国に対して、日本は経済援助(ODA)を実施していることである。平成18年だけでも無償資金協力は「酸性雨及び黄砂モニタリング・ネットワーク整備計画」など3件、有償資金援助では「雲南省昆明水環境整備計画」など7件を進めている。
中国へのODAは1979年から始まったが、現在までの有償資金協力(円借款)は3兆2079億円、無償資金協力は1472億円、技術協力は1505億円となり、中国のインフラ整備を進めてきた・・・日本がこんなに苦しいのに・・・
しかも、これだけの援助をしていながら中国国民は日本の経済援助を知らないし、中国政府も国民に知らせようとしない。
中国は日本に経済援助をさせながら、アフリカに経済援助をしている。日本は、そろそろ中国への援助を中止し、アフリカへの経済援助を増加させるべきではないだろうか。
しかし、中国と関係の深い自民党議員や中国に進出している建設業者などは猛反対するだろうが・・・・

「政治とカネ」小沢代表の質問

2007-01-30 16:25:24 | Weblog
政治とカネの問題で、29日、民主党の小沢代表は政治資金の経理処理について疑惑が指摘されている閣僚等が一斉に領収書や会計帳簿を公表すべきと総理に迫った。
小沢代表は、松岡農水大臣、伊吹文科大臣や中川政調会長に対する指摘とみていいだろう。
しかし、安部総理は、小沢代表に質問に対して、まともな答えをしていない。我々国民は、「政治とカネ」の問題について、今国会での解決を望んでいるのであって、安部総理は、松岡大臣、伊吹大臣、中川政調会長の任命権者であることを改めて自覚して頂きたい。
また、公表を迫る、民主党小沢代表も、自民党を攻める前に、自らの4億円の政治資金の問題を率先して公表すべきであろう。小沢代表には野党第一党の党首としての責任も問われていると思う。それにしても、文部科学大臣が不透明な「カネ」の流れがあると思われる事態は残念であり、大臣自ら率先して領収書や会計帳簿を公開すべきだろう。また、農水大臣については、何故、安部総理は疑惑の多い「彼」を任命したのだろうか?お坊ちゃま総理の任命理由を聞きたい・・・・

格差社会の是正③

2007-01-30 09:23:52 | Weblog
昨日、「格差社会の是正①②」のブログを見たと、ある金属加工、部品製造会社の会長から電話が入り「酒を呑もう」とのお誘い・・・この会長の会社は、グループ5社を率いている、全社従業員役約1000人の中堅企業であるが、個々の会社は中小企業である。この会長とは月に2回程度「居酒屋」で酒を呑み、会長の愚痴を聞くことが多い。
昨日も・・・
会長:今年も高卒の入社が求人の半分以下、公立の工業高校は「税金」で運営しているのに何で、大企業に全部高卒者を取られるの?俺達も税金払っているのに・・・

わたし:会長、それは労働条件が悪いのでは・・・

会長:とても、とても今、賃金を引上げる状況にはない。仮に、賃金を引上げたら、取引先の自動車のT社や機械のM社から、賃金を引上げるほど余裕があるなら・・とコストダウンを要請される。自民党は選挙の時だけ中小企業保護を言っているが、選挙がおわると大企業中心に物事を考える・・

わたし:自民党を応援するから悪いの!

会長:どこの政党なら?

わたし:う~ん・・・・・(返答に困った)、自民党と共産党以外なら・・

通常国会

2007-01-30 06:44:20 | Weblog
通常国会がはじまった。この国会の代表質問を楽しみにしていたが、残念ながら迫力ある国会にはならないように思える。
民主党も小沢代表の政治資金問題もあり、どこまで与党自民・公明を攻撃できるかが課題である。
また、安部内閣は、昨年からの佐田玄一郎行政改革担当大臣の政治資金問題での辞任、松岡利勝農林水産大臣、伊吹文明文部科学大臣の政治資金問題等ゴタゴタしていると思ったら、今度は、柳沢厚生労働大臣の「女性は子供を生む機械」の大バカ発言。これらの問題に対して、安部総理の危機感のない、説明不足の「お坊ちゃま」答弁。なぜか今の安部政権は「タガが緩んでいる」としか思えない。
そんな中、安部総理は、今国会の重要課題として「教育再生」を目指している。確かに教育問題は重要だが、その前に「格差問題」について議論して欲しいのは私だけだろうか?仮に教育再生問題を重点にするのなら「伊吹文明」氏の大臣辞任が問題解決の早道である。彼に教育を語る資格があるのだろうか?

格差社会の是正②

2007-01-29 10:50:36 | Weblog
格差社会の是正①で紹介したように、格差には、雇用形態の格差の他にたくさんの格差が日本に存在する。
最近の国会での与野党議員の発言を聞くと、雇用形態による賃金や労働条件の格差問題が中心に話し合われているように思える。
国会議員の皆さんは、どうも現場あるいは事態をご存知ないらしい。今、パートの賃金を1000円にと叫ぶ社民党や共産党は夏の「参院選」をにらみながらの発言に聞こえる。また、自民党についてもパート労働者の「票」がほしいのか?中川幹事長なども、パートの問題を発言している。
実際には、経団連に所属する大企業と大企業を支える中小企業の問題も雇用形態間格差と関連しながら大きな問題である。
トヨタのような大企業がコスト削減のため、中小企業等の下請けを徹底的に「絞り」、大企業の「我世の春」を謳歌しているのが現状である。自民党は大企業から「政治献金」を、中小企業から、選挙の「票」をいただく。これでは、企業規模間格差の是正も、雇用形態格差の是正もできないであろう。
解決の一番の早道は「企業献金の廃止」ではないだろうか。

格差社会の是正を①

2007-01-29 06:17:00 | Weblog
いま開催中の通常国会では、格差の是正に与野党で取り組んでほしい。しかし、安部総理は、格差是正について、あえて取り組む考え方は無いらしい。
論点を格差是正から、教育再生に向けたいらしい。残念であるが、格差是正問題を取り組むことによって、またまた支持率が低下する可能性があるからだろう。
しかし、あえて格差是正を民主党をはじめ野党には取り組んで欲しいものだ。
私の考える格差とは、雇用形態間格差や地域間格差、男女間格差、企業規模間格差など沢山ある。
今回は、雇用形態による格差について考えてみい。雇用形態格差、つまり正社員と派遣社員やパート労働者との賃金格差、福利厚生の労働条件格差である。
パートなどを対象とした最低賃金は全国平均650~680円程度であろう。社民党などの最低賃金1000円は論外であるが、高卒初任給が150000円程度と考えると、高卒の時給は月170時間労働として、時給は880円となる。仕事をまったく知らない高卒新入社員(無垢の労働者)と比べパート労働者はベテランが多い、少なくとも最低賃金は全国平均800円以上にすべきではないだろうか?

柳沢厚生労働大臣

2007-01-28 19:46:04 | Weblog
柳沢厚生労働大臣が「女性は、子供を生む機械」との問題発言。他のブログを見ると「バカ大臣」等の書き込みがある。バカとは失礼ではないだろうか?彼は「バカ大臣」ではなく、71歳の認知症の大臣である・・・もっと失礼かな・・・
そもそも、71歳で安部内閣で大臣就任を喜んでいる大臣である。自民党の中では当選回数は別として、安部内閣を支える重要人物。それが安部内閣の足を引っ張る失言をするとは・・・女性を「出産する機械」に例えること自体、女性蔑視もむはなはだしい。
柳沢厚生労働大臣は、官僚や経団連(御手洗会長)からの認知症大臣に対するレクチャーをそのまま受け、ホワイトカラー・エグゼンプション(残業ゼロ法案または過労死促進法)の通過を今国会で今でも目指している。
女性は「子供を生む機械」、サラリーマンは「無料で、経団連のために働く機械」と思っているのだろうか?
柳沢大臣、そろそろ議員も引退して、静岡の温暖な街で介護施設に入所して老後を送ったら・・・でも認知症ではそれすらわからないか?

北朝鮮の今後③

2007-01-28 13:16:01 | Weblog
北朝鮮の今後①②で紹介したように、今年は、北朝鮮問題が急速に、あるいは劇的に変化するように思われる。
理由を述べてみたい。
アメリカは、北朝鮮の弾道ミサイルの開発能力が低く、アメリカ本土までミサイルが届かないことを知っているため、北朝鮮に関しては一歩引き気味である。また、昨年の核実験も失敗したと見ている。核実験が失敗したことは、一部の軍事関係者は承知している。また、中国に問題解決のプレッシャーをかけている理由は、中国政府が問題解決できない場合は、北京オリンピックの不参加の可能性を示唆し、早くアジア問題から抜け出たい。
北朝鮮は、すでに経済制裁などで国家運営能力に限界を感じている。核実験の失敗など軍部への指導力も低下している。金総書記は、金一族の安全さえ保証されれば海外移住(亡命)も選択肢として考えている。
中国は、アメリカのプレッシャー、オリンピックの開催、万博の開催等、世界の先進国の仲間入りをするためにも、本年度中の解決をあせっているためである。