庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

市場万能主義の弊害

2007-01-05 11:11:02 | Weblog
小泉純一郎、竹中平蔵の両氏によって日本は市場万能主義の方向に向かって格差が拡大してきた。その政策を受け継いだ安部政権・・・
日本の格差社会は今年、ますます拡大するであろう。昨年末、厚生労働省の審議会で労働側の猛反対にもかかわらず「ホワイトカラー・イグゼンプション」の方向性か審議会で確認された。一定収入のホワイトカラーのサラリーマンには残業手当を支給しないという法律である。政府はサラリーマンの長時間残業による過労死が増加していることを知っていながらである。この法律は我々サラリーマンにとっては「過労死促進法」ともいえる法律である。
この審議会での議論の後、公明党や自民党の一部から、この法律を通常国会に持ち込めば今年7月の参議院選挙は戦えないとの異論が出ているという。
自民党も公明党の選挙が終われば、またこの法案を提出するつもりである。あまりにも国民を馬鹿にした話ではないだろうか・・・・・・我々サラリーマンの怒りを選挙で示すべきときが来たのではないだろうか・・・・

1年のはじまり

2007-01-05 07:11:27 | Weblog
年末・年始の休暇が終わろうとしている。今年の休暇は色々なことがあり慌ただしい1年の始まりであった。
しかし、昨日、帰省していた「娘」が帰っていったため、夫婦2人とワンちゃん2匹の普段通りの生活が始まった。娘が帰ってしまうと寂しいものである

親子の関係では昨年は「子殺し」「親殺し」が多数あったが、新年早々、渋谷の歯科医院宅での、兄が妹を殺すという痛ましい事件が発生した。
妹に「私には夢があるけど、○○君には夢がない」と言われたことだという。3年の浪人生活でのストレスも解からないではないが、あまりにも簡単に殺人を犯してしますことに怒りや悲しみを覚える。
昨年の尊属殺人事件のほとんどが「ちょっとしたことから」始まっている。日本社会がおかしな方向に向かっているような気がする。