庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

年金加入25歳に?

2007-01-21 15:55:48 | Weblog
自民党の丹羽総務会長は、国民年金の加入年齢を現行の20~60歳を25歳~65歳に変更すべきだとの考え方を示した。
また、年金支給開始年齢も65歳から67歳へと引き上げるべきとの考え方を示した。理由は、20歳からの加入は実態にそぐわない、25歳に引き上げてもなんら問題はない・・・とのこと。
確かに、加入年齢を引き上げても問題はないかも知れないが、期間が問題である。60歳までを65歳に引き上げることを国民は納得するだろうか?また、年金支給開始年齢を65歳から67歳に引き上げることについても国民は納得するだろうか?このまま、政府に年金制度を任せていたら、年金支給は70歳、75歳、80歳になるであろう。そして国民が納めた年金は無駄遣いにより、どこかに消えてしまう。
政府は社会保険庁の解体等について通常国会に持ち込み、年金制度の崩壊の責任をすべて社会保険庁になすりつけるとこを狙っている。
再度、年金制度が崩壊したのかを考えて欲しい。社会保険庁の職員の問題以前に自民党主導による「箱物」行政の結果であることを・・・・

施政方針演説

2007-01-21 12:20:05 | Weblog
26日から始まる通常国会での安部総理の「施政方針演説」の骨子が決定した。方針演説で総理は教育再生を最重要・重点課題とするらしい。生徒達の学力向上に向け「ゆとり教育」の見直し、教育委員会の抜本改革を提言するという。
また、社保庁の廃止・解体等を進めるという。
外交問題では北朝鮮問題にも積極的に取り組むという。
安部総理が提言している「美しい国、日本」の実現を図りたいという意識なのだろう。美しい国、日本で思い出すことは、経団連・御手洗会長の提言する「希望の国、日本」いわゆる御手洗ビジョンと表現も内容も似ているということである。
安部総理は「格差是正」にも取り組むというが、安部総理の「美しい国、日本」も御手洗会長の「希望の国、日本」も格差は拡大することはあっても、格差是正となることはないだろう。一部の経営者のみ『わが世の春』を享受し、われわれ一般国民は、相変わらず苦しい生活が続くだろう。
この状況を打破するためにも、今夏の参議院選挙は重要であると思う。

異業種交流

2007-01-21 11:15:17 | Weblog
昨日は、1泊2日で、ある団体のセミナーのお招きを受けた。休日だが仕事をいただいただけでも「感謝!」しかも旅費、宴会、宿泊付で・・・
テーマは「異業種交流」である。異業種交流は全国で行われているが、成功した例と失敗あるいは、まだ成功していない例が沢山る。成功した例よりも失敗した原因は何故か?を考えてみたい。
①最初から、何らかの成果を期待しすぎている。異業種の皆さんで「酒」でも飲みながら自社の自慢話や愚痴をお互いにぶつけ合い、その中からアイデアが生まれる例がある。異業種交流では成果をあせらないこと。
②企業主、商店主の2代目等など、若い人の参画が望ましい。私を含めて年寄りは頭が固く、固定観念に囚われているとこが多い。若い人の新発想が必要である。
③行政に期待しないこと。補助金や助成金で何かをやろうとしても制約や規制が多く、補助金、助成金が役に立たない。
④他の地域の成功例を参考にしてもよいが、「もの真似」はしないこと、二匹目のドジョウはいない。
以上である。