経団連の「希望の国、日本」を勉強させていただいた。大変面白く拝見させて頂いた。漫才や落語の台本、あるいは「綾小路きみまろ」の本よりも面白い。昨日、経団連・御手洗会長と連合・高木会長とのトップ会談の新聞記事を読ませていただいた後だから特に面白い。
経団連は、少子化の進行等を克服することが必要と説き、そのためにアジア貿易の活性化と国内政策では道州制の導入を求めている。
これが実現すると、2015年までの経済成長は実質年2.2%、名目で3.3%と夢のような試算をしている。しかし今、問題になっている格差についての言及はあえて(?)避けているように思われる。日本経済はここ数年プラスに転じているが、このプラス経済は経営者の努力ではない。人件費の削減であ。この人件費の削減によってパートや派遣社員等の非正規社員の増加が問題なのである。
企業は「役員報酬」の上昇、「株主配当」の上昇等々美味しい話ばかりである。労働分配率はは低迷している。
綾小路きみまろの本より面白い政策を書いた責任者は経団連・御手洗会長である。御手洗氏の考え方を要約すると、役員報酬と株主配当を上昇させて、人件費を圧縮することで、経営者のみ「希望の国、日本」になるのである・・・でも、そんなことやってると出身母体のキヤノンの製品を買うだけの力は国民には無くなりますよ!!
経団連は、少子化の進行等を克服することが必要と説き、そのためにアジア貿易の活性化と国内政策では道州制の導入を求めている。
これが実現すると、2015年までの経済成長は実質年2.2%、名目で3.3%と夢のような試算をしている。しかし今、問題になっている格差についての言及はあえて(?)避けているように思われる。日本経済はここ数年プラスに転じているが、このプラス経済は経営者の努力ではない。人件費の削減であ。この人件費の削減によってパートや派遣社員等の非正規社員の増加が問題なのである。
企業は「役員報酬」の上昇、「株主配当」の上昇等々美味しい話ばかりである。労働分配率はは低迷している。
綾小路きみまろの本より面白い政策を書いた責任者は経団連・御手洗会長である。御手洗氏の考え方を要約すると、役員報酬と株主配当を上昇させて、人件費を圧縮することで、経営者のみ「希望の国、日本」になるのである・・・でも、そんなことやってると出身母体のキヤノンの製品を買うだけの力は国民には無くなりますよ!!