庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

中国ODA

2007-01-31 06:11:07 | Weblog
昨日の日本共産党の機関紙「赤旗」を読むと、中国国家主席がいまアフリカ諸国を訪問しいてるとのこと。赤旗ではアフリカへの経済支援を称えているが中国は、アフリカでのリーダーシップが狙いだろう。
面白いことに、宇宙開発など世界の先進国である中国に対して、日本は経済援助(ODA)を実施していることである。平成18年だけでも無償資金協力は「酸性雨及び黄砂モニタリング・ネットワーク整備計画」など3件、有償資金援助では「雲南省昆明水環境整備計画」など7件を進めている。
中国へのODAは1979年から始まったが、現在までの有償資金協力(円借款)は3兆2079億円、無償資金協力は1472億円、技術協力は1505億円となり、中国のインフラ整備を進めてきた・・・日本がこんなに苦しいのに・・・
しかも、これだけの援助をしていながら中国国民は日本の経済援助を知らないし、中国政府も国民に知らせようとしない。
中国は日本に経済援助をさせながら、アフリカに経済援助をしている。日本は、そろそろ中国への援助を中止し、アフリカへの経済援助を増加させるべきではないだろうか。
しかし、中国と関係の深い自民党議員や中国に進出している建設業者などは猛反対するだろうが・・・・