庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

外国人研修・技能実習制度

2007-01-02 08:25:28 | Weblog
外国人の単純労働が禁止されているのはご存知だろうか。ブラジル人等の日系外国人を除き外国人の単純労働は禁止されている。
しかし、不法滞在者を除き、多くの外国人が町工場で働いていたり、レストラン等の皿洗い等に従事している。
これは途上国の青年を日本に招聘する制度である。これを外国人研修・技能実習制度といいます。最初の1年間は研修、2年目は技能実習として・・・これは日本の「国際貢献」の一環として生まれたせいどである。
しかし、実際には商工会や中小企業団体等を通じて「団体管理型受け入れ」によって本来の趣旨からはずれた違法行為が経営者の手で行われている。
安全衛生法違反や賃金未払い、セクハラ等々の低賃金労働力として外国人が日本で働いている。
しかもこの制度の悪用を知っていながら経済界は外国人研修・技能実習制度を3年に延長しようとしている。
このような状況で日本は世界に認められるだろうか

政府予算と家計

2007-01-02 07:42:25 | Weblog
ここに面白い数字がある。2007年度の政府予算を家計に例えると以下の数字に置き換えることができる。
収入の部
①収入534万円(税収)
②妻のパート収入40万円(税外収入)
③新たなローン254万円(国債発行)
支出の部
①通院代・薬代211万円(社会保障費)
②教育費52万円(文教・科学技術振興費)
③家の修繕費69万円(公共事業費)
④地方の実家への仕送り149万円(地方交付税)
⑤ローン返済209万円(国債費)
 ローン残高5470万円(国債残高)
ローン残高が年収の6倍にもなる計算になる。政府予算と家計とは違うといってもやはりこの国はおかしい