庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

柳沢厚生労働大臣

2007-01-28 19:46:04 | Weblog
柳沢厚生労働大臣が「女性は、子供を生む機械」との問題発言。他のブログを見ると「バカ大臣」等の書き込みがある。バカとは失礼ではないだろうか?彼は「バカ大臣」ではなく、71歳の認知症の大臣である・・・もっと失礼かな・・・
そもそも、71歳で安部内閣で大臣就任を喜んでいる大臣である。自民党の中では当選回数は別として、安部内閣を支える重要人物。それが安部内閣の足を引っ張る失言をするとは・・・女性を「出産する機械」に例えること自体、女性蔑視もむはなはだしい。
柳沢厚生労働大臣は、官僚や経団連(御手洗会長)からの認知症大臣に対するレクチャーをそのまま受け、ホワイトカラー・エグゼンプション(残業ゼロ法案または過労死促進法)の通過を今国会で今でも目指している。
女性は「子供を生む機械」、サラリーマンは「無料で、経団連のために働く機械」と思っているのだろうか?
柳沢大臣、そろそろ議員も引退して、静岡の温暖な街で介護施設に入所して老後を送ったら・・・でも認知症ではそれすらわからないか?

北朝鮮の今後③

2007-01-28 13:16:01 | Weblog
北朝鮮の今後①②で紹介したように、今年は、北朝鮮問題が急速に、あるいは劇的に変化するように思われる。
理由を述べてみたい。
アメリカは、北朝鮮の弾道ミサイルの開発能力が低く、アメリカ本土までミサイルが届かないことを知っているため、北朝鮮に関しては一歩引き気味である。また、昨年の核実験も失敗したと見ている。核実験が失敗したことは、一部の軍事関係者は承知している。また、中国に問題解決のプレッシャーをかけている理由は、中国政府が問題解決できない場合は、北京オリンピックの不参加の可能性を示唆し、早くアジア問題から抜け出たい。
北朝鮮は、すでに経済制裁などで国家運営能力に限界を感じている。核実験の失敗など軍部への指導力も低下している。金総書記は、金一族の安全さえ保証されれば海外移住(亡命)も選択肢として考えている。
中国は、アメリカのプレッシャー、オリンピックの開催、万博の開催等、世界の先進国の仲間入りをするためにも、本年度中の解決をあせっているためである。

北朝鮮の今後②

2007-01-28 12:58:17 | Weblog
北朝鮮の今後①に紹介したように、各国がそれぞれの思惑で北朝鮮問題解決に向けて努力している。
それでは、北朝鮮の今後はどうなるのか?大胆な予測を立ててみたい。キーワードは『朝鮮民族のプライド』「北朝鮮の誇り」である。
2月頃、マカオにある北朝鮮の銀行口座の一部の凍結解除。これにより6ヶ国協議が再開される。アメリカは北朝鮮のプライドを立て、北朝鮮はアメリカが我々の主張を取り入れたと大義名分ができる、これにより6ヶ国協議再開。
裏では、アメリカ、中国、北朝鮮の3ヶ国協議により、「金正日」総書記の勇退を勧める。金正日は、息子またはナンバー2に政権を引き渡し、スイスに移住・・・スイスに亡命ではなく、勇退⇒移住という言葉で北朝鮮のプライドを守る。
この勇退、移住は本年の夏から秋にかけて実施されると思われる。そして、日本、韓国を中心に、北朝鮮の経済援助を加速させ-、一定程度の平和が保たれたとき、南北統一が図られる可能性がある。統一時期は、5~10年先と思われる。
金正日総書記は、移住の条件として、金一族の安全をアメリカ、中国が保障することであり、すでに関係国は承知しているものと思われる。
では、何故、今年中に北朝鮮の政権交代があるのか?中国の2008年のオリンピックや万博で中国の指導制と力量が問われているため、中国も今年中に解決を求めているためである。
つまり、
①2月上旬、マカオの北朝鮮銀行口座の一部解除
②2月中下旬、6ヶ月協議の再開
③7月、金総書記が勇退を発表し、新政権に移行
④10月、金総書記が海外(スイスと思われる)に亡命ではなく、移住
⑤日本を中心に、北朝鮮に対しての本格的経済援助
⑥北朝鮮は、一人当たりのGNIが韓国の1/2程度まで上昇した時点で南北統一を実施する。
各国の思惑については、「北朝鮮の今後③」で述べたい。

北朝鮮の今後①

2007-01-28 07:53:58 | Weblog
北朝鮮に拉致され、無事、帰国した蓮池さんたの報道があってから北朝鮮に今まで以上の興味を持ち、新聞やテレビ、週刊誌を参考に北朝鮮に関する国民性などの特徴を研究している。。本に関しては、すでに数十冊を読んで考え方を整理してみたい。
そこで北朝鮮の今後について、現時点での予測・・・
6ヶ国協議における各国の考え方についた整理してみたい。
北朝鮮の5ヶ国に関する考え方
アメリカ:自分達の将来を左右する、彼らにとって一番恐ろしい国。アメリカさえ北朝鮮に理解を示したら日本や韓国などは追随する。
中国:朝鮮戦争時の「血の同盟国」として、一定程度自国を支援してくれると思っている。しかし、「朝鮮民族のプライド」「朝鮮民族の誇り」もあり、対等と思っている。
ロシア:中国と同様、同盟国と思っているが、ロシアが自国問題に興味がないことを不快に思っている。
韓国:兄弟国として支援してほしいが、プライドもあり、頭を下げてまで支援してほしいとは思わない。
日本:経済援助については期待しているが、アメリカ=日本と理解しているため、日本を重要視していない。
では、5ヶ国の北朝鮮に対する考え方は
アメリカ:日米、米韓の安全保障の問題もあり、しかたなく6ヶ国協議に参加しているが、本音はイラク・イラン等の中東も課題もあり、資源の乏しい北朝鮮には興味がない。
中国:アジアの中心国てしてリーダーシップを取りたい。この問題を自国の主導で解決できなければ2008年のオリンピックや2010年の万博にも影響があり、なんとしても北朝鮮問題を解決したい。
ロシア:アメリカと同様に北朝鮮問題には興味がない。自国の旧ソ連のヨーロッパ地域が重要と考える。しかし、アメリカや中国にも主導権を与えたくない。
韓国:核問題も経済問題も穏便に解決して欲しい。北朝鮮が崩壊した場合、自国に難民が流入するため、自国経済に影響を与えかねないと考える。これは中国と同じである。
日本:一部の拉致被害者の帰国ですべての北朝鮮問題を終わりにしたかったが、国民世論が許さなかったため、行き詰まり状態。中国、アメリカの動向にすべてをまかせている。
次回は、6ヶ国協議の行方と北朝鮮の崩壊のシナリオを投稿してみたい。