庶民感覚

へそ曲がりの庶民が見た世相

商店街と大手スーパー

2007-01-20 07:19:30 | Weblog
古い話ではあるが、昨年の春、大手スーパーに勤めるS君から電話を頂いた。S君は初秋(2006年)に完成するN県M市の店長の辞令が出たとのこと「おめでとう」と言うと「自信がありません」との返事。その後2ヶ月ほどして、また電話を頂いた。
オープン前の地元に行って自身が出てきました・・・とのこと。
彼は地元商店街を視察して「自信」が出てきたとのこと、彼の自信の理由を要約すると
①地元商店街は、ほとんどの商店街が活気がない、後継者もいない。
②洋品店では、店主が「ステテコ姿」で店番をしていた。若い女性は近づかないだろう・・・・
③レストラン?(食堂)入口のショーケースの食品サンプルはホコリだらけ、美味しい料理を出すとは思えない・・・
④地元の小さなスーパーでは、子供に商品を触られたくないため、子供用の菓子を高い棚に置いている。あれではお子様に買って頂けない・・
等々の理由をあげていた。
私はS君に「頑張って、でも地元商店街も活性化しなければ君の店の売り上げも伸びないと思うよ、地元商店街に君のノウハウを教えてあげて欲しい」とお願いした。その結果ににいては、後日、報告したい。

経団連VS連合

2007-01-20 05:06:59 | Weblog
経団連と連合という組織について考えてみたい。労使の団体としては、両組織ともに日本最大の組織である。
連合、正式名称「日本労働組合総連合会」、連合は、1989年に総評、同盟など旧労働4団体が統合した組織である。
私は、労働者を代表した組織として「期待」しているが、今の連合は、あまりにも上品でおとなしく、もの解かりのよい組織である。連合は労働者のために「戦う」組織として頑張って欲しいものである。
一方。経団連は正式名称「日本経済団体連合会」。経団連も連合と同じように旧の経団連と日経連が2002年に合併統合し、加入会社・団体は1658社という大きな組織である。
しかし、残念なことに連合とは逆に経団連は、あまりにも「目先」の利益に捉われて労働者軽視の運営をしているように思われる。つまり「上品さ」に欠ける団体になってしまっている。
これは、大企業のエゴを丸出しにしているトヨタ出身の奥田前会長、現在のキヤノン出身の御手洗会長に原因があるように思う。最近では、自民党への政治献金の再開を銀行協会に要請したり、ホワイトカラー・エグゼンプション(残業代ゼロ法案)を自民党と推し進めたり、国民世論を敵に回した行動が見受けられる。
経団連には、財界だけでなく、国民全体のために「希望の国、日本」を建設してもらいたい。