ユラーナ Ulana - A bridge between Japan and Overseas Countries

龍神由美のブログ。江戸の面影を残す川越に、先祖代々300年住んでいます。私の川越暮らしを綴ります。

第12回太田道灌の集い

2011年07月25日 | 歴史
昨日、伊勢原市にて、第12回太田道灌の集いがありました。私は、「川越と太田道灌」というミニ講演を頼まれておりましたので、行って参りました。

伊勢原神宮司奉賛会による尺八の演奏で幕が開いた後は、主催者である太田道灌18代ご子孫太田資暁さんによるご挨拶。それから、来賓の長塚幾子市長によるご挨拶。そして、私のミニ講演となりました。

私は、道灌の専門家ではなく、戦いのことは全くわからないので、道灌の残した歌に着目しました。道灌は、文武両道であったと言われていますけれども、文化人としては、どうであったのでしょうか。川越氷川神社に奉納されたと伝わる歌の解釈について、ある大学の先生にお尋ねしたところ、ご丁重なるお返事をいただくことができました。ここで、そのお話はできませんが、とても興味深い歌の解釈でした。伊勢原市では、その先生の解釈を中心に、お話しさせていただきました。

私の後は、葛城明彦さんという方の「太田道灌晩年の活躍と悲運の最期」と題したご講演でした。ご本業の他に、道灌研究を進められていて、わかりやすいご講演でした。最後は、スライドを見ながら、いかに、現代に至るまで、道灌の足跡が残っているか、知ることが出来ました。

休憩の後は、お楽しみ会。口笛演奏、落語地元歌手の方による道灌の歌となりました。最後は、いせはら手作り甲冑隊が登場して、会場は大いに盛り上がりました。



やまぶきの花を受け取る太田資暁さん。とっても似合っています。




去年は、猛暑の日でしたが、今年は、曇っていて大分、楽でした。

伊勢原市は、新宿から小田急線の急行で約1時間。大山講でも有名です。


ユラーナ

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