今日の1匹はドブシジミ。湖南の水田地帯にある農業水路で、泥の中から小さな二枚貝を採取しました。薄い殻と殻頂の脹らみ具合からドブシジミではないかと思います。
<データ>
名前:ドブシジミ
分布:滋賀県南部、西部で確認
体長:殻長8mm程度の採取歴あり
生息:湖沼、池や小川、河川の止水域など
特徴:
漢字で「溝蜆」と書くシジミの近縁種の二枚貝。形状は殻が楕円に近い扇型でして、殻頂が殻の中央にあります。殻自体は薄く滑らかな表面をしていますね。殻色は淡く透明な黄褐色です。類似種にビワコドブシジミがいますが、こちらは貝頂の脹らみが顕著であることで見分けるそうです。シジミの稚貝との比較は、殻の溝(成長肋)があるものがシジミです。ドブシジミは全国で激減しているらしい種です。
滋賀県版レッドリスト:要注目種
参考・引用文献
私見:
大型個体が捕れると嬉しくなりますが、別に利用価値はありません・・・
採取:
網で泥底を漁る。泥底の緑藻類のジャングルなどでも見掛けることがありますので、緑藻類にお塊を引き揚げて見る
飼育:
泥と藻類を入れた瓶を1年間出窓に放置していたら、繁殖していました。
動画:
画像:
ドブシジミを貝頂から撮影、若干の脹らみはあります。
カイエビ(上)とシジミ(中)とドブシジミ(下)の比較
ドブシジミの大きさはこれくらい。
よろしければこちらにもお越し下さい。
<データ>
名前:ドブシジミ
分布:滋賀県南部、西部で確認
体長:殻長8mm程度の採取歴あり
生息:湖沼、池や小川、河川の止水域など
特徴:
漢字で「溝蜆」と書くシジミの近縁種の二枚貝。形状は殻が楕円に近い扇型でして、殻頂が殻の中央にあります。殻自体は薄く滑らかな表面をしていますね。殻色は淡く透明な黄褐色です。類似種にビワコドブシジミがいますが、こちらは貝頂の脹らみが顕著であることで見分けるそうです。シジミの稚貝との比較は、殻の溝(成長肋)があるものがシジミです。ドブシジミは全国で激減しているらしい種です。
滋賀県版レッドリスト:要注目種
参考・引用文献
私見:
大型個体が捕れると嬉しくなりますが、別に利用価値はありません・・・
採取:
網で泥底を漁る。泥底の緑藻類のジャングルなどでも見掛けることがありますので、緑藻類にお塊を引き揚げて見る
飼育:
泥と藻類を入れた瓶を1年間出窓に放置していたら、繁殖していました。
動画:
画像:
ドブシジミを貝頂から撮影、若干の脹らみはあります。
カイエビ(上)とシジミ(中)とドブシジミ(下)の比較
ドブシジミの大きさはこれくらい。
よろしければこちらにもお越し下さい。
勉強になります!
比較画像は、偶々他の個体が網に入っていたので撮影しました。ついこの間まで、シジミの稚貝だと思っていましたので、比較してみるとよく分かります。
実は、昨年にドブシジミの記事を書いたのですが・・・画像が無い!ピンボケ1枚だけで、撮り忘れていました。やっとこの記事も日の目を・・・
また違うんですね。
こちらではシジミそこそこ取れるんですが、
味噌汁にする勇気はありません・・・
家の近所の排水路にもシジミが一杯!とても食べる気には・・・でもこの河川のは食べられるかも。偶にセタシジミとかも混じってますから。シジミの味噌汁、美味しいんですよね。