夏の夕暮れが好き。
日が暮れても、まだしぶとく残る暑さですが・・・
日中とは、表情が違う。
トゲトゲした厳しさを、ほんの少しだけ和らげたような暑さです。
富士山に、近づいてみました。
↓
丹沢(たぶん・・・)で右ラインが隠れるので、我家からの富士山は
左右対称のお姿ではないのです・・・(笑)
今日は午後からスコールのような大雨。
スコールの去った夕暮れに浮かぶ、富士山です。
伸びやかにたなびく雲を眺めているのが好き。
刻々と変わる空の表情を追うのが好き。
こんな空を見ていると、ユーミンの「晩夏(ひとりの季節)」を想います。
去りゆく季節に、去っていった日々や恋、若かった時間を
重ねているような歌詞。
空の移ろいや、情景の描きかた。
これを書いたのが、今の(アラかん)の彼女ではなく
荒井由実の頃の若かった日・・・・となると・・・
やはり「ただもの」ではなかったと、改めて思います。
夜のしじまが降りると、やがて聞こえてくる虫の音色。
明日も予想気温は33℃。
夕暮れの静謐や虫の音色は、砂漠で出会ったオアシス。
ほっと一息・・・・
「明日への英気」の一滴(ひとしずく)に思えます。