何枚かある、私のお弁当用ハンカチ。
これは、木製の和風お弁当箱にぴったりな一枚です。
生地がしっかりとしていて頼り甲斐があるし、
ポリエステルなのですぐ乾く。
それに、干す時にぴーっと伸ばすとアイロン不要
夫の母の手術が無事終了した時、お赤飯を炊いて
(父はお赤飯好き)持って行きました。
几帳面な父が気を遣わないようにと、和菓子の空き箱に
ラップを敷いての<使い捨て容器>で。
それを包むのに使ったのがこれ↑。紅白でおめでたいしね
数日後に「旨かったよー」の言葉と共に戻ってきたんですが、
びしーっぴかーっ
そうです。。。折り目正しくぴっちり畳んでのお帰りでした。
ははっーー
恐れ入りましたーです(笑)
几帳面な父らしい。
(夫は、子どもの頃から無精ひげの父を見たのは1回だけ。
腰痛で起きられなかった時らしい)
「お父さん、アイロンをかけてくださったんですか?」
「いやかけてないよ。自分はシワシワの服やハンカチが
嫌いなので・・・しっかり伸ばしてから干すからだろう・・・」
父の干した洗濯物。畳んだ洗濯物。
どれも、アイロンをかけたように綺麗なんだろうなぁ~
そうそう、勤めていた頃は自分でアイロンもかけていたらしい。
(大雑把な母に頼むよりも、正確だし早いもんねぇ~)
↑とにかく几帳面ですが、でも周囲にはめっちゃ甘い。
息子たちにもヨメの私にも、大甘です。
「糖度なん%ですか~?」みたいな
そしてそして・・・母にはもっと甘いっ・・・
スーパー激甘!!
さて・・・その母
抜糸はしたけれど腸の傷が癒えず食事がとれないため、
まだ点滴なんですが・・・元気です。
すごーく元気で、ベッドの上で点滴しながら編み物してます
「この毛糸、何色に見える?」
「はぁ・・・紺ですよね」
「でしょう??お父さんにグリーンの毛糸を持ってきてと
言ったのに、これを持ってきたの。
これがグリーンのわけがないでしょう?」
あー可愛そうな父。
毎日病院へ行って、編み針や毛糸まで持っていってるのに
報われぬ愛?
でもね・・・優しい父
「憎まれ口が言えるほど、元気になったからいいんだよ」
はは~っ
再び、恐れ入りました&ご馳走様です
母の父への我儘っぷりには、元気な頃から大絶賛の私ですが
この日改めて思った
我儘こそ、正しい姫のあり方。
<女子の花道>じゃあございませんかぁ
それにしても、天性の資質といえる母の明るさ。
あの明るさで、父も周囲も助かっていることが多いようです。