赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

ごぼう賛歌

2006-09-25 | Buon Appetito(召し上がれ)

         

地味だけれど、香りと歯触りが何ともいえない「ごぼう」。
<繊細な“土の香り”を好んで、日常的に食べているのは
日本人だけ>と、おかずのクッキングに書いてあった。

だとしたら・・・「ごぼう」に関しては国粋主義者かも(笑)
香りのない「ごぼう」は「ごぼう」に非ず。
きれいな白い肌を見せて売っている、洗いごぼうはNG
キンピラ用に切ってあるのもご遠慮したい。
(あれだと、楽なんですがねぇ

炊き込みご飯・五目寿し・柳川etc・etc・・・に
ごぼう独特の香りがないのは、寂しいもん。
あの香りの代役は、どんな名役者でも務まらないでしょう。

だから、ゴツゴツとした、土の付いたものでないと
買ってきたくはない。
八百屋さんの店頭を眺めながらも、時間的・体力的、
そして気持ちに余裕のない時は、買うのを諦めてしまう。
(どんな時でも、手早く出来るかたもいるんでしょうが・・・

画像は 先ほど作ったキンピラごぼう。
ささがきにして、さっと炒めたのも好きですが、
ささがきよりも少々太めの千切りにして、ひたひたの汁で
柔らかくしながら、さっくりと汁気を飛ばして煎りつけたのが
我家の好みです。
唐辛子の輪切りのないときは、一味唐辛子でピリッと
パンチを効かせます
そして、我家の好きな白ゴマもたっぷり~

さて、<料理の神様>は よくいらっしゃる我家ですが
<お片づけの神様>は、なかなかいらして下さいません。
でも、昨日の「天気の良い日は 中掃除」のブログ記事を
読んでくださったのでしょうか?
今日は 朝からいらして下さいました

おかげで、リビングの収納などを片付けることができ
多少すっきり。多少ですっ念の為。

PM6:00。すっかり暗くなっている横浜です。
秋の気配が濃くなりました。
どこからか金木犀の香りが 漂ってきています