赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

ひとかけらの思い出

2006-09-16 | お別荘の時間

     

3連休のスタート。晴天から始まりました 

夏のTシャツなどをしまうのは、もう一度洗ってから!!
さやさや吹く風の中、ベランダいっぱいの夏ファッション
み~んな、来年の夏まで・・・

そんな今日は<夏の思い出@手術室編>。。。。

親たちの手術は 病室からストレッチャーに乗せられていったが
今回の私は徒歩での移動だった。
極度の方向音痴なので、迷うのが心配だったワタシ。
(手術開始の時間になって、当の患者が来なかったらね~
でも看護師さんが一緒だったし、途中までは夫も一緒。ホッ

去年手術を受けた友人が言ってた。
「手術室に入るとライトがピカーッとしてて、白い巨塔や~って
思ったわぁ」
でも、期待していたのに ピカーッはなかった
これがライト??と思ったのは頭上にあったけれど、ピカーッと
したのは たぶん私の全身麻酔が効いたあと。

麻酔の前、麻酔科医や看護師たちが、緊張しないように
色々と話しかけてくれる。
「うれしいな」と思いながら、目だけキョロキョロと動かしていた。

「珍しいですか?」「はい。ごめんなさい、キョロキョロしちゃって」
「いえ滅多に来ない所です。しっかり見て行ってください(笑)」

麻酔が効く前なのに、緊張のあまりこの場面を覚えてない人も
いるらしい。でも、見るべきものは見なきゃ

「寒くないですか?」「はい、少し寒いです」
「冷房をオフにしましょうか?」
・・・おいおい、汗がタラリ~で手元が狂ったら困るよ・・・

「いえいえ、皆さんがこれから大変なんですもの。このままで」
「フフフ。手術が始まったらONにするから大丈夫ですよ」
・・・なんだ。そういうことなら安心・・・オフにしてもらった。

これが麻酔の器械。こちらが酸素の何たらetc・・・
説明を聞きながら、部屋の隅で待機していた執刀医たちの
手術着姿を 覚えている。設置されてるカメラもわかった。

「少しボーっとしてきますよ」「はい」
・・・いつもボーっとしてるんですが、ワタシ・・・
この後、いつのまにかスト~ンと眠っていた

「ありがとうございます」と リカバリー室に入ってきた夫の声で
目が覚めた。にっこり笑った夫の顔!!
「今、何時?」「8時半だよ」

手術室で看護師に時間を尋ねたのが、3時半だった。
「ずいぶん長い時間待たされて 大変だったわね。ごめんね。
ありがとう」と、ねぎらいながらも・・・
ブログのアップ、お願いね
しっかり、頼んでしまった・・・
<無事終了しました>と 下書きをしてあったので。

画像は病棟廊下にいたギョロメ君。
いつも、私のリハビリ歩行を見ていました。

この夏の<思い出のひとかけら>です。
つまらないお土産話でした。ごめんなさい。
そして・・・読んでくださって、ありがとうございます

PS:ぱたぽんさんのコメント↓で思い出しました。
手術室には やはり静かな音楽が流れていました。