華短歌

永遠に届かぬ愛する人へ

桜草

2013-04-19 13:10:00 | 花短歌

ただ一人

夢路染めゆく

桜草

今は昔と

想い抱きしめ

日本では「初恋」「長続きする愛情」という花言葉を持つ桜草ですが、ギリシャ神話で、青年パラリソスが許婚を失った悲しみにやつれ死に、プリムラに変身したと語られているため、西洋文芸においては悲しみや死のシンボルです。

夢路は、夢の通い路とも言われるように、現では会えない人、思いを伝えられない人が夢の世界にやってくる・・・・その人たちのための道

桜草には「運命を拓く」という花言葉も