華短歌

永遠に届かぬ愛する人へ

薄紅藤

2013-04-17 16:55:04 | 花短歌

夢見鳥

うすべに藤に

恋をして

永遠という

渦巻きの中

中国の荘子が夢を見ました。

蝶になって、自由に舞い飛ぶ夢です。

目が覚めてから、彼は、自分が蝶になった夢を見たのか、

蝶が夢を見て人間になっているのか、わからなくなったというのです。

この故事から蝶のことを夢見鳥というようになりました。

夢から覚めて・・・・

「夢だったのね」と思う夢を見ることがあります。

いつかこの想いから逃れられるのかしら・・・・

揺れているのは藤なのか

それとも私の気持ちなのか

美しく、幻想的な花が今年もまた風に揺れます。

花言葉は、あなたを歓迎します・陶酔する恋・決して離れない。