短歌３２ 山丹花（サンタンカ）

山丹花（サンタンカ）
シノワの風に
誘（いざな）われ
めぐり逢えたら
そばで咲かせて

＊山丹花（サンタンカ）・・・・中国、マレーシア原産。シヴァ神にこの花を供えたという説もあります。
　　シノワ・・・・中国の、東洋の

アン・ジュールの最初の教室は相模原、今年の夏で10年目を迎えます。相模原は生徒を募集していないのでメンバーは変わらず、藤が丘の教室とはまた違った井戸端？教室です。
その生徒さんの一人ＮＡＴＳＵＭＩさんから「お花と短歌を読んで仕事を始めると心が落ち着きます。」というメールを頂きました。とってもうれしかったです。ありがとう！
ＦＭでおしゃべりするお話があって、問い合わせ先が必要ということで急きょブログをつくり、何にも知らないでとにかく書いてきたけど、内心誰が読むのかなぁって思ってました。
でも3ヶ月書いて気がついたら「人気ブログランキング」で400位中１５位になっててビックリ！本当に縁あって読んでくれた人ありがとう。
NATSUMIさんが心落ち着かせて？いい仕事ができるように花短歌どんどんのせていきまーす！
これからも応援してくださいね。

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短歌３１ ウエディングブーケ

先週、今週とブーケ制作が続きました。
ブーケ作りは毎回緊張するけど、幸せを分けてもらっているような気がしてとても楽しい作業です。
人生で一番幸せなときだものね。この広い世界でめぐりあえた幸せを大事にしてね！


いく重にも
重ねてみせる
花びらは
数えきれない
幸せのあと

ブーケにグラメリアという手法があります。
たとえばバラ、花びらを一枚一枚はずしてワイヤーをかけ、いくつもいくつも重ね合わせて大輪のバラに仕立て上げます。
私の人生にも大輪の美しいグラメリアの花が咲きますように・・・・
毎日を大切に重ねて生きたいとおもいます。


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短歌３０ 月の花

月の花
運命さえも
君の中
夢見の石に
愛をひもとく

古代インドでは、満月の夜には人妻と若者の外出禁止令が出された。満月の力によって、人妻と若者のあいだに許されぬ愛が芽生えてしまうことを権力者たちが恐れたから・・・・
狼男やジキル博士とハイド氏のように、確かに満月には人のなにかを狂わせるような不思議な力があるように思います。
アメリカでは殺人事件は満月の夜にピークになるという統計結果もあるほどです。
美しいと同時に恐ろしいもの・・・魔力を感じずにはいられない存在ね。

夢見の石・・・・アクアマリンをこのように表現することもあるそう。
存在感を高めたい願望や、母性的な海のような癒しが必要な時、この石のパワーを求めたくなるといわれています。
石のことも書きたいけど、長くなるのでまた次回にしますね。
ちなみに今月の満月はおととい24日でした。
夜の早い私、家にいたら何も芽生えないですね・・・・・残念！

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ビタミンカラーのアレンジメント

最近ビタミンカラーという言葉をよく耳にしますよね。
ビタミンカラーとはオレンジやレモン・ライムを思わせる色のこと。
60年代、高度成長期へのさわやかな期待感を表現した色とも言われています。
本当に色の持つ力って大きいですよね。十数年前カラーの学校に通い第一回目のカラー検定をとりましたけど、理論の勉強はしなくても自然はもうすでに多くのことを語ってくれています。
たとえば道端の何気ない花、紫の花びらに黄色い花芯、なんて美しいんだろうと思います。
カラーの理論で言えば、紫と黄色はカラーサークル上ではちょうど対角線上にある、最も強く、印象的な反対色。
強いコントラストで存在感アップというところでしょうか・・・・
でもこれはお勉強することではなく感じることが大切だなぁと思います。
なので・・・・レッスンではいろんなお花にふれてもらうことを一番に考えています。
今日はビタミンカラーでアレンジメント。
元気をいっぱいくれる作品が出来上がりました！(作品は「レッスン作品集」をクリックしてね）

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短歌２９ 忘れな草

魂を
貝紫の
花に変え
忘れないでと
つぶやいている

今日朝のウォーキングの時、忘れな草を見つけました。
この花の名前は、昔、ドナウ川の岸に咲くかわいい花を恋人に贈ろうとして、誤って川に落ちて死んでしまった騎士ルドルフが最後に恋人に残した言葉「私を忘れないでください」からきています。
その後恋人ベルダはその言葉を忘れず、この花を一生髪に飾り続けたそうです。
英名はForget-me-not
かわいい花なのに悲しい伝説ですね・・・・

＊貝紫（かいむらさき）・・・・一つの貝から取れる染料は微々たるものでティリアン・パープル（帝王紫）とも呼ばれています。クレオパトラや楊貴妃が愛した神秘とロマンの色です。

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